2009年03月17日

西又葵です。

今回は、イラストレーターの西又葵さんの初エッセイ集「西又葵です。」の紹介です。
実はこの本、私が買った時にはもう重版(第2版)がかかっていた(苦笑)。発行が2009年2月5日なんですけど、わずか1週間で重版だなんて・・・。



西又さんというのは、イラストレーターだけでなく、ゲームの原画家・マンガ家(彼女の出発点はここからで、元々は同人作家)・作詞家の側面もある女性
原画家としては、JAうごなど秋田県羽後町関係の企業(商店)とのイラストでのコラボや、コミケではおなじみのコミックウォーター・コミックグリーンティーのイラストでのコラボも手掛けるなど、ゲーム以外での活躍が目立つ人でもあります。


その彼女が書いた初エッセイの内容は、イラストレーター西又葵としての生い立ちや自身の半生、そしてプライベートなことや性格などを自己分析したものになっています。また、フォトエッセイ・イラストエッセイの側面もあり、特にイラストレーターとしては珍しく、かなり顔を晒してます(笑)。まるで写真集みたいです(爆)。

実際読んでみると、字ばっかりの本を読まない人間でもサクサク読めます(苦笑)!眠くなる成分は入っておりません(爆)!<何の宣伝だヨ!
いや、実際のところ、かなり赤裸々に書かれており自身の半生のところでは、相当複雑な人間環境の中にいたんだなぁと慮(おもんぱか)ります
しかも、私と同年代じゃないのかと思わせるエピソードや出来事が書かれていて、思わず共感してしまうほど。そうそうあったよそんなこととうなづいてしまうこともしばしば。
また、フォトとイラストのコーナーがインタールード的にあるわけですが、ここも手を抜いていません(爆)。イラストは本業だからともかく、フォト部分は下手なアイドル顔負けです(汗)。


これはいい作品です。特に女性に読んでもらいたい作品です。
もちろんファンの人はイラスト目当てになるでしょうが、エッセイとしての軸もしっかりしていて、センセンスが短いので、1コラム読むのに5~10分くらいしかかからないかと。
なお、イラストを見て、通勤・通学中に読むには・・・と心が引ける方には、ブックカバーをかぶせることをオススメします



Posted by alexey_calvanov at 23:06│Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

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