2009年03月01日

レコゲー2009 3月 ~決算期スペシャル~ 据え置き機編①

いよいよ今年も決算期がやってきました。


例年とは違い、世界的金融不況の最中の決算期。ゲーム産業はまだまだ大丈夫とはいえ、一部では業界再編が進んでいるあたり、あながち元気とも言い切れない状況です。
そればかりか、この時期に出る予定で、決算期商戦の核になるはずだったドラクエⅨがまさかの延期。それにより携帯機市場、特にDSがガタガタ・・・と思ったら、これまたまさかのスパロボKが繰り上げ発売で、DSとPSPとの携帯ゲーム機決算期の争いがPSPに有利というふうにならなさそうです。

そのためか、据え置き機に関しては発売数がいつもの年よりも少なく感じます(逆にDSやPSPといった携帯ゲーム機は多く発売されているくらい)。
それでも、注目作や意欲作・またシリーズの続編や移植作がこれまで以上に多く、数少ない中でも濃密なランナップになっています。


では、据え置き機編の紹介へと参ります。
今回は新世代機の前半戦PS3とX様を取り上げます。


この決算期で最注目作の一つは「バイオハザード5」(PS3・XBOX360)。
シリーズ最新作で、シリーズ最新の歴史(洋館事件から10年後)を扱うことになっていきます。
アンブレラが崩壊し、彼らの持っていた生物兵器であるT-ウイルスが世界中のテロリストにばらまかれてしまい、新たな恐怖が渦巻く時代。そのT-ウイルスを使ったバイオテロがアフリカで起こる可能性があることを察知したバイオテロ対策部隊は、かの地に向かうことになるというふう。

リアルな描写が、このゲームの醍醐味である恐怖と残酷描写ばかりでなく生々しいアフリカの息吹きを増長させるほどにパワーアップ
そればかりでなく、アフリカを舞台にしたことにより、これまでのシリーズでは味わえなかった野性味あふれるかつ多彩なステージが出現してきます。

また、新世代機へ舞台を移すにあたり、協力プレイが登場。これまでにも協力プレイが登場していますが、今回は本格的なものになりそうです
特に相棒との一蓮托生システムが最大の特徴で、どちらかが死んでしまうとゲームオーバーになるというシビアなものそのためお互いの信頼関係と状況把握、そして何よりコンビネーションが重要になってきます。
なお、このモードはオンラインでもできるので、見ず知らずとの相手(もちろん見知っていても)との場合、それらの要素が富みに重要になってきます。

決算期商戦の最重要アイテムのため、本体同梱版はもちろん登場。
さらにPS3版では、ハリウッド全面協力のメイキング映像と映画「バイオハザード ディジェネーション」のトレーラー(予告編)がゲームディスク内に同梱収録され、XBOX360版では、メタルケース仕様のパッケージにサントラCDが同梱されたデラックスパックも登場するので、既に本体を持っている人、そうでない人も、どちらもオススメです。


それ以外は、PS3もしくはX様単独での発売。

前者は無双OROCHI Z
2007年にPS2で発売以来、PSP・XBOX360・Windowsへと移植され(「無双OROCHI」)、さらに続編である「無双OROCHI 魔王降臨」も発売(PS2・XBOX360・PSP)されました。
今作は、その「無双OROCHI」と「無双OROCHI 魔王降臨」をダブル収録し、そこに新規キャラや新シナリオを追加。PS3で発売することによってグラフィックの強化や敵のルーチンワークの強化もなされていくようです(特にPS2で体験した人から見れば比にならないくらいになるかと)。
平たく言えばベスト版を進化させたものなんですが、新世代機を初めて買う人には、グラフィックや演出の面で驚きを隠せないでしょう。

後者はアイドルマスター ツインズ
こちらはベスト版(XBOX360 プラチナコレクション)である「アイドルマスター」と「アイドルマスター ライブフォーユー」を同梱したダブルパック。こういう組み合わせは、「デッドライジング+ギアーズ・オブ・ウォー XBOX360プラチナダブルパック」以来ですね。
ちなみに、この作品は限定生産なので、欲しい方はお早めに。


次回は、Wiiの作品紹介。



Posted by alexey_calvanov at 22:59│Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

この記事へのトラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字