以前の新機種紹介でも書いたように、ソフトバンクモバイルはイーモバイルの回線を利用して、データ通信の定額化を行うことを発表しました。
この定額プラン(データ定額ボーナスパック)の詳細はというと、月額は1000円~4980円で、うちソフトバンクの従量制利用料300円が内包された形になります。それに従量制で使った分だけデータ通信料が入ってくるという仕組みです。
なお、単体の場合、データ定額プランは月額2000円~5980円、データ従量プランは月額4480円+従量課金になります。
このデータ通信課金、イーモバイルの部分は0.042円/パケットで定額データ通信(データ定額プラン)を利用可能。ただし、エリアはイーモバイルが利用できるエリアのみで、ソフトバンクエリアとのローミング・国際ローミングはなし。
ソフトバンクの部分は、0.084円/パケットの従量制データ通信(データ従量プラン)を利用可能。こちらで、イーモバイルが利用できないエリアや国際ローミングを利用できるようになります。
では機種紹介です。
⑨C01LC
中国のLongcheer Technology製のUSB型データ通信端末。初のデータ定額ボーナスパック対象機種。
2枚のSIMカードを使い分けて定額と従量データを利用する形での定額を実現。また通信速度も下り最大7.2Mbpsの超高速通信が実現した。
個人的感想
ベースになっているのは、イーモバイルで出ているD12LCと推測される。
定額制を遂に実現したものの、SIMカードを差し替えないといけないので、非常に煩雑さが付きまとう。また複雑な料金体制にもなっているので、知らず知らずに定額以上の金額を使ってしまうケースも散見されかねない。早急に自前でのデータ定額ができるようにネットワーク網を整備するほうが得策だと改めて思わされる。