2009年02月16日

春の新機種出揃う2009 イーモバイル編

春の新機種、まだあった(苦笑)。今回はイーモバイルが唯一の新機種発表をしていたので、急遽こちらを紹介


イーモバイルのトピックとしては、音声通話に大ナタを入れたことでしょうか。
今までオプション扱いで定額プラン24(980円/月。イーモバイル間の通話を24時間無料)を提供していましたが、今月より、月額780円(要にねんもしくはベーシック+年とく割)でイーモバイル間の通話およびSMSを無料にするという「がっちりコース ケータイ定額プラン」を始めました。

元々イーモバイル自身は音声よりもデータ通信を主流に純増を伸ばしてきましたが、やはり音声通話の取り込みを無視できないところにまで来たのかもしれません
現に純増を支えているのは、今でもノートPCとのセット販売によるもの、つまりはデータ通信なわけです。これは確かに大きくはなっているものの、通信の負担がこれまで以上に大きくなっているのも事実なわけで、これ以上データ部分が増えても、必要なスピードが出せるインフラを整えられるか疑問です。
そこで、伸びしろのある音声通信のてこ入れを図ろうということで、まずは先述のオプションを導入したのですが、(個人的には思い切ったプランだと思いますけど)価格的にソフトバンクを超えることができなかったのか、上手く伸びてくれなかったのかもしれません(イーモバイルの純増の内訳が非公開なため、詳細は不明)。そこで、今回のプランになったわけです。

組み方によるところはあるものの、ほとんどのケースでソフトバンクのプランよりも安くすることができるようになりました(注:ソフトバンクのプランは「ホワイトプラン」+「パケットし放題」+「S!ベーシックパック」)
なお、最安値の場合は全てソフトバンクのプラン(計2,324円)より安くなり、訴求力が増したと考えられます(イーモバイルは要にねんもしくはベーシック+年とく割))

イーモバイル自身の目標としては、あくまでセカンドフォンの地位確保ということなので、ソフトバンクの考え方とは相違している部分もありますが、それでも更なる純増と価格面でソフトバンクの地位を脅かす覚悟で挑んでいると思っていいでしょう。
これで動かない要件を挙げるとすれば、音声インフラの不備くらいしかないので、早いこと日本全国に音声ネットワークを張り巡らして、その不安を払拭するしかないでしょう。


では、唯一の新機種の紹介です。


・D12HW
中国Huawei(ファーウェイ。華為技術)より発売のUSB型データ端末。下り7.2Mbpsの超高速データ通信が利用可能。また最大8GBのmicroSDハイコーディックのメモリースロットを搭載している。

個人的感想
実質ロングラン機種になったD02HWの後継機ではあるものの、前機種ではミニUSBケーブルが必要だったが、この機種ではダイレクトに挿入が可能になった。
またデータスティックの要素を持たせたのも大きなポイント。要microSDではあるが、データスティックやリーダーライターを併用することがないので、非常にスマートになっている
またWindows利用者ならゼロインストールも可能なので、買ってすぐ使えて便利。
惜しむらくは、上りの高速通信であるHSUPAに対応していないことか


次回こそ、あの会社が登場です。ホントすいません(泣)。



Posted by alexey_calvanov at 22:16│Comments(0)TrackBack(0) ケータイ系 

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