2009年02月02日

レコゲー2009 2月 据え置き機編②

レコゲー、2回目の今回はRPG・アドベンチャー・RTSなどの思考系ゲームを中心に取り上げて参ります。
先回取り上げた「機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威V」もそうですが、今月の思考系ゲームは実に粒揃いで複数のハードを所有している人にはうれしい悩みの種になるのかもしれません。
特にX様の躍進が他ジャンルも含め目ざましく、今回紹介する中の2本はこのハードになります。


その最注目作品は、スターオーシャン4 -THE LAST HOPE-
スーパーファミコンから続く人気シリーズの最新作。制作は日本テレネット(ウルフチーム)から分離独立したトライエース。2008年の東京ゲームショウで行われた日本ゲーム大賞2008のフューチャー部門を受賞したことでさらに有名なりました。
シリーズの歴史軸の中では一番最古の話を扱い、第3次世界大戦後の荒廃した地球から宇宙へ向けて飛び立っていく過程を描いた話になり、タイトル名に恥じず壮大な宇宙空間を動き回る作品になるようです。
また独特のバトルシステムもさらに深化し、ジャンプや敵との間合いを上手く利用した心理戦が繰り広げられるなどなっています。さらに自分の長所を伸ばし、欠点を補うシステムもあるため、自分のクセを有効に利用できるようにもなっています
今回マイクロソフトも大きく期待している作品だということをアピールしたいのか、本体同梱版を投入していきます。既存のユーザーが主にPS2ユーザーということへの配慮からかもしれないですけれども、それ以外に新規ユーザーの更なる獲得のためのキーアイテムになってくれると思っています。

そしてX様からはもう一つHaro Warsを紹介
これも人気シリーズの最新作で、FPSを日本で普及させたといわれる作品の一つともいわれています。
今作はコヴナントとの大規模な戦争になる直前の話になるため、主人公はマスターチーフではないとのこと。
また、今作はFPSではなくRTS(リアルタイムストラテジー)というシミュレーションの一種になっており、自らが部隊長になって周りの部下に進軍や撤退、後方支援などを指揮していきます。リアルタイムで的確な指示を与えなければならないため、アクションゲーム並の瞬発力と発想の柔軟性が求められる作品で、とかく日本ではマイナーな印象が強いです(一応日本にも「半熟英雄」のような作品はあるので好事家は少なくないはずなんですが・・・)
また今回はRTSでのオンライン対戦が可能になり、これまでのシリーズ同様コヴナントの勢力を利用した対戦も可能に。
実は「トムクランシー エンドウォー」という同じRTS作品があり、マイク対応ということで話題になりましたが、今作はマイク対応にはなっていない模様(オンライン対戦のボイスチャットでは利用可能)。
これまでと毛色の違う作品になったものの、今までFPSが苦手だったユーザーへの新規開拓が見込める作品になりそうです。本体同梱版はないものの、ぜひ玄人好みのシミュレーションともいえるRTSや硬派なシミュレーションを楽しみたいのなら、ぜひこの機会に購入をオススメします。

最後はアナザーコード:R 記憶の扉
ニンテンドーDSで出た同作品の続編。主人公のアシュレイが父親に再会した2年後の夏に再びアシュレイ宛に届いたキャンプの招待状がきっかけで母の死の真相を探る旅に出るというアドベンチャーゲーム。
前作は2画面とマイク機能を生かした作品になっていましたが、今作はWiiリモコンを生かして、薬品を注いだり試験管を振ったりなどのアクションの他、ピンポイントで探りを入れる際に動かすための移動手段の役割も果たしています
前作がスマッシュヒットし、クオリティも高かったことから名作としての評価も得たため、今作を見るハードルは高めの設定になっているとは思いますが、システム面ばかりでなく思春期真っ只中でかつ複雑な親子関係を引きずっているアシュレイの内面を上手く掘り下げられるかによって、作品の評価もかなり変わってくるものと思います。個人的にはイチオシです。


次回は、アクション系作品の紹介です。




Posted by alexey_calvanov at 23:09│Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

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