
彼女の曲には珍しく日本語(それまでは英単語で付けられることが多かった)のタイトル曲。テレビアニメ「ホワイトアルバム」のオープニングおよび日本テレビ系の音楽番組「音楽戦士 MUSIC FIGHTER」のパワープレイ曲でもあります。
彼女の話をする時にはことあるごとに出てきますが、この曲はお星様レーベルではなく、ライオンマーク(今は付いてはいないが対比の意味で)で出しています。同じ所属アーティストとして、大月みやこさんや神野美伽さん、幸田晋さんや小金沢昇司さんなどが<みんな演歌歌手ばっかじゃねーか!彼女はキングはキングでも演歌部門じゃなくってVC製作部!
・・・まぁ、今回の曲を聞いてもらうとよくわかるんですが、ハープのストリングスが耳に心地よくて癒されるだけでなく、メロディーがもう80年代の昭和歌謡を彷彿(ほうふつ)とさせるふうになっています(汗)。昭和のノスタルジアに浸りたい人には主題歌に使われている「ホワイトアルバム」同様セットで視聴していただくことをオススメします。
これで、私は作品共々メロメロになってしまいました(笑)。たまらないね。某声優の方は演歌かと言ってましたが、あながち間違ってないなと・・・。
確かに、本人が元々のど自慢荒らしかつ演歌歌手志望で、日本武道館より新宿コマ劇場の舞台に憧れを持っていた経緯もあるのでね。
今回の曲は、バブルの時にティーンエイジャーだった人や20代くらいだったいわゆるアラサー・アラフォー世代にぜひとも聞いていただきたいと思ってます(つまり、もっとファン層より高い年齢層にターゲットを拡大しても十分商機ありだと思ってるわけで、・・・って、VC制作部のみっしー聞いてるか(謎)?)
ちなみに、私自身彼女の曲を買うのは初めてだったりする(爆)。

実は中村芽衣時代を含めてのファーストアルバムではあるものの、♪ライオンを除いて全てオリジナル曲収録という意欲作だったりする。
感想としては、良くも悪くもシェリル=ノームの面影が残っている構成かなと思ったり。特にそう感じるのは、最初の曲である♪May'n★Space(メイン★スペース)。これから彼女のオープニング曲として延々と使われていくんだろうなと。でも、非常にポップでノリノリ聞きやすい曲でもあります。
ただそうは書いているものの、少しずつではありますが、May'nらしいロックやR&Bっぽいノリの曲も存在していて、この値段にしてはバラエティ豊かだと思います。
奇しくも、尊敬するアーティストとして名の挙がっている水樹さんと同じ日の発売になっただけに、彼女自身も燃えるものを持っているのではないのかと思います。
これからはシェリルの名よりもMay'nの名で育っていくようになっていけばと思っていますね。実力は他の一般的なアーティストに劣りませんよ。