12月のとある日、かねてから探していたこのソフト「萌え萌え2次大戦☆デラックス」を買ってきた。
この作品、PS2とPSPのソニー系ハード、しかも据え置き機と携帯機の両方で発売の異色作。
もっと言うなら、普通は時期をずらすとかするものなのだが、なぜかこの作品は強気に据え置き機のPS2と同じ時期に発売。そればかりか、価格差までつけた(PS2は7140円、PSPは5040円)のだからタチが悪い。内容は同じはずなのに(苦笑)。
ちなみに、同時発売作品というと、2007年に出た「Routes PE」(PS2)と「Routes PORTABLE」では、互いの作品の間でデータのやり取りが可能で、普段はじっくり据え置き機で、出かける時にはUSBケーブルを介してデータ移行をしてPSPで楽しむということができました(どちらもソフトを揃えなければいけない欠点はある)が、今回のこの作品にはその要素はない模様。
そして、この作品が両方のハードで出たことで、これから同じ状況になった時どう売っていくかという課題も突きつけられたわけで。
実は来年の2月には「機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威V」が同じようなスタイルを取ることになり、前者の「Routes」タイプになるのか、今作の方式を取るのかが非常に楽しみなところです。
閑話休題。
そんあこともあって、PSP版のほうが発売当日で完売。以後PSPのメディア(UMD)が特殊(早い段階で再生産が可能とはいうものの、とてもそう感じられなかった)だったためか、なかなかリピートが来ず、12月の最初の週末あたりで少数が出回るという事態になったらしい。
ところで、今年をにぎわせた話題の一つに、いわゆる田母神論文問題があるんですが、そんな時期にこの作品を移植して大丈夫なのかとさえ思ったほどで(苦笑)。
・・・ま、萌えだからいいか(ギャハ)。
田母神さんも喜ぶのかどうか知らないのですが、作中にはきっちり太平洋戦線もあり、彼の言うように侵略色を薄めて(ここ重要)、さらに萌え要素をたっぷり目で(ここも重要(爆))お送りしておりますから、これだけ収録だったら田母神さんオススメマークが付くのでしょうか?<ねーよ。
これ以外に、ヨーロッパ戦線と移植にあたって作られたオリジナルの連合軍戦線の計3つのシナリオを収録。
登場キャラはいわゆるメカ娘で、このあたりは「スカイガールズ」や「ストライクウィッチーズ」を見て好きな人なら買いかも。
そのキャラも人気イラストレーターが制作にあたっているので、その筋で有名な人も中にはいます(美樹本晴彦さんなど)。
中の人も有名らしいのですが・・・。
オレ、ゆりしー(落合祐里香さん)と松岡由貴さんしか知らねーや(ギャハ)。<それだけ知ってりゃ 上 等 だ 。
ともかく、UMDをスロットインさせ起動。
会社ロゴの後には(自主規制)な歌を聞かされ(ニヤニヤ)、(自主規制)タイトルコールを聞かされ(ゲラゲラゲラ)、気持ちが折れそうになりながらも何とかゲームを始めていきましたとさ(ギャハ)。
というわけで、3種類のシナリオがあるので、難易度・操作性も兼ねて次回から軽く紹介していこうかと思います。
・・・心が折れなければ(爆)。