冬の新機種が続々デビューし、いよいよ年末商戦も本番に向かおうとしている中、ドコモとauがデータ通信端末で隠し玉を出してきました。
イーモバイルがデータ通信端末で猛攻を仕掛けているだけに、何とかしてその一角を崩そうと躍起になっており、そこでドコモは個人、auは法人をターゲットに絞り込んで投入します。
では機種紹介です。
①L-02A
韓国のLG電子が発売するUSBスティック型のデータ通信端末。国際ローミングと超高速通信(7.2Mbps)に対応した。
個人的感想
ドコモでは2機目になるUSBタイプのデータ通信端末。
WindowsばかりでなくMacにも対応している点が大きなポイント。そしてWindowsはゼロインストールにも対応しているのですぐ使えるのも大きい。
ちなみに、ドコモの新型番が適用されているが、どのシリーズにも属せず、昔付いていたHIGH-SPEEDの名称もなくなった。しかも型番が通しのため、機種名だけで何かを連想するのが難しくなったとも言える。
②W07K
au初のExpresCard対応端末になるW06Kの兄弟機で法人専用端末。トラフィック時の制限を行わないところと定額が適用できないのが大きな違いである。
個人的感想
機種の大きさは全く変わらず、貼ってあるシールの色が、W06Kはauのカラーであるオレンジ、この機種は法人向けモデルのイメージカラーと思われる濃いブルーになっている。
トラフィック時でも制限なく繋げるよう対策が練られているものの、定額が適用できないので結局は通信コストが上がってしまうのは痛いところ。それを度外視してでも使いたいと思っても、個人販売がないのも痛いところ。できることなら個人向け機種にも(有料になっても構わないので)そのような機能がつけてほしいものだ。