2008年11月11日

冬の新機種出揃う2008 ドコモ編①

いよいよ冬モデルの主役ともいえるドコモ編です。


今年のドコモは大規模な変革が多かった年でした。
まずイメージロゴの変更。それまでは『NTT DoCoMo』表記だったのを、『NTT docomo』という表記に変更。docomoの表記を丸みを帯びたものに、カラーリング(イメージカラー)をブルー系だったのをレッド系に切り替え、既に全国のドコモショップの切り替えを終了しています。恐らくほとんどの量販店も切り替えを完了させているものと思います。
次にパケホーダイ・ダブルなどの新施策や既存の施策の中で変更点があったものをAnswerというキャッチフレーズの下に大々的にイメージ展開していきました。
そして、今回の冬モデルへと繋がっていきます。

冬モデルは、今までの(メーカー名)(数字による仕様の違い(9・7シリーズ。まれに8シリーズ))(発売順)(iモード搭載を示すi)から、(メーカー名)-(発売順の通し番号)(年度(アルファベット表記))という表記に変更になっており(※どちらも例外あり)、アルファベット表記の部分が2009年度はA、翌年はB・・・といった具合になっていくものと推測されます。
そこからさらに

①最新なデザイン・スタイル・機能やハイエンド機能を好む10~20代をメインにしたPRIMEシリーズ
②自分らしさや流行にビビッドな20~30代の女性をターゲットにしたSTYLEシリーズ
③仕事の時もプライベートの時も充実でき、持っていてかさばらない30~40代のサラリーマン男性をメインに据えたSMARTシリーズ(旧μシリーズ)
④デジタル機器に使い慣れ、自らの判断でケータイをチョイスできる、もしくはPCライクな機能を使いたい20~30代の男性ターゲットにしているPROシリーズ


という4つの区分に細分化されます。恐らくそれに加え、この4つに振り分けにくいキッズやらくらくホンといった特殊端末がカテゴライズされていくものと思います。

冬モデルに併せた新機能として、ケータイ上に執事のように厳選した機能を案内していく「iコンシェル」、他社でも行われているよく使う機能を画面上に表示しておく「iヴィジット」地図アプリ上に最大5人までとの間に位置情報や写真等の共有ができる「地図トーク」ネットワーク対戦ができる「iアプリオンライン」が展開され、そしてPCのGoogleで使える「Googleマップ ストリートビュー」がドコモのケータイ上でも利用可能になります。


とにかく機能面だけでなく、多様なシリーズ展開というのが今回のドコモの気合いの入れようを物語っています
ただ、型番が連番になってしまったため詳細が掴みにくくなり、特に4つに細分化されたカテゴリーを示す記号が全くないのが少々気になります(逆にそれにとらわれずに購入を決めてほしいというもくろみもあるのかもしれない)
また年度をアルファベット表記にしたということは、いずれ型番を変えていくことを示唆していることを意味するのではと思います。そうなると来るべき新世代(4Gの頃)には、せっかく慣れた型番がまた変わるという事態になるのではと思っています。早くて数年後になるとも言われているだけに、そう頻繁に変えるのは適切なのか疑問が残ります。


いずれにせよ、この結果が吉と出るか凶と出るかはユーザーの支持次第というふうに感じますね。見ていくとわかりますが、意外に細分化されていているユーザーの好みにマッチしてきているのではと。


次回からいよいよ機種紹介に入ります。最初はドコモの中でハイエンドな位置付けになるPRIMEシリーズからです。



Posted by alexey_calvanov at 23:06│Comments(0)TrackBack(0) ケータイ系 

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