2008年11月01日

レコゲー2008 11月 据え置き機編 前編

さぁ、11月。泣いても笑ってもあと2ヶ月で今年も終わりになってしまいます。

ところで、もうすぐ年末商戦になるわけですが、今年はここ最近の商戦とは比べ物にならないくらい厳しいものになりそうで・・・。
理由は言わずもがな、サブプライムローンから端を発した金融(構造)不況。そしてそれに伴う円高がさらに不況の色合いを濃くしてしまっている状況で、恐らく世界恐慌に陥ったと言ってもおかしくないでしょう。

実際あれだけ好調だった業界も影響を受けていると思わせる部分も挙がってきており、任天堂は業績の一部を下方修正するという例も。SCEの親会社でもあるソニーも大規模な損失を出しており、少なからず影響があるものと考えられます。


そんな中のレコゲーですが、唯一の救いは、年末商戦で沈みがちなこの時期にしてはいい作品が揃っている点でしょうか?
では早速見ていきましょう。


各ハード注目作があるんですけど、一番はこの時期にぶつけてきた街へ行こうよ どうぶつの森
最初はニンテンドウ64で登場。あまりの人気っぷりに品切れ店が続出し、ゲームキューブで発売(事実上のリメイク)された折には、ニンテンドウ64版を求めるユーザーが殺到終了したハードなのに急遽再販したという異例な事態まで起こしたいわく付の作品です。
後にはDSでも発売。アニメ映画にもなりました。

内容は街の中でほのぼのと過ごす作品。ライフシミュレーションといったところでしょうか?
最近では「セカンドライフ」といったリアルライフの生き写しのような作品が登場していますが、ファンタジーな作風以外は全くそれに近いものを感じさせます
そして今作は、基本的な部分は変わっていないものの、いくつかの変更および追加要素もありまして。主なところですと・・・。

①ヌンチャク状態での操作(ゲームキューブコントローラーは利用不可)
②村以外に街が登場(いくつかの施設が置かれる模様)
③インターネットやDSステーションで新アイテムが配信
④ファミコンの廃止(バーチャルコンソールのある関係上で)
⑤一部イベントの復活(ハロウィン・クリスマスなど)
⑥Wiiスピークを介したチャット機能を搭載
⑦手紙を村の人以外にも送信可能(Wii伝言板・ケータイ・PCなど)
⑧DS(Wi-Fi)を介してのデータ移動が可能


などなど。
もちろんDS版からのデータ引き継ぎも可能なので、昔から愛用していたユーザーも安心です。

Wii自身が様々なユーザーに広がっているという状況を鑑みれば、逆境の中でもメガヒットおよびロングヒットは間違いないと。ひいては女性の保有比率を上げることのできる数少ないアイテムなので、そこのあたりの訴求力を上げていけば、将来的には、日本だけでも発売1年までで500万本以上の売り上げを見込めるかもしれません。


ただ、どちらかというと、どうぶつの森は日本で大ウケするような作品。むしろワールドワイドでウケそうな作品といえば、ウイイレことウイニングイレブン
今年も「ワールドサッカー ウイニングイレブン2009」(PS3・XBOX360)が登場します。

今回の特徴といえば、UEFA(ヨーロッパのサッカークラブ)のリーグで戦うモードを搭載した点でしょうか?実際のUEFAチャンピオンリーグ同様に予選から勝ち抜いていくようにもなっています。
もちろん、自分でクリエイトしたサッカー選手を活躍させるモードや、各国リーグ・ナショナルカップがプレイできるリーグモード、そしてオンライン対戦もできます
なお、PS3版は本体同梱版も販売されるので、本体普及を大前提で動いているようです。


かたやワールドワイドなRPGとして切りこみたいのが、X様から出るラストレムナント
集団戦闘で大軍勢同士のバトルがメインでありながら、コマンド式で戦闘を進めるという異例な作品。
それでいて、各個団体に指揮ができるというリアルタイムストラテジー的な面や、士気によって選べるコマンドの数やコマンドの強弱がでてきたりとこれまでにない部分もあります。
まぁ、ただX様が強力に推してはいますけど、後ではあるものの、PS3で出るんですよね(笑)。
なお、こちらも本体同梱版が発売されます。


その他の紹介は次回に続く。



Posted by alexey_calvanov at 22:58│Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

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