日本時間の今日、大リーグ・マリナーズのイチロー選手が8年連続のシーズン200本安打を放ちました。この記録をさかのぼると、一世紀以上前の記録しかないというとてつもない快挙を成し遂げたことになります。
ビジターでありながら、3安打の固め打ち。一気に決めた感じに思えましたね。しかも、彼らしい足を使った内野安打。巧みなバットコントロールといい、レーザービームに代表される守備範囲の広さといい、驚異的なバランスを持った選手なんだなと改めて思いました。
前にも書きましたが、怪我がなく、シーズン中に大きなスランプもない(一時期オープン戦で打てなくなった事態があるくらい)。しかも何千km離れた移動も珍しくないという過酷なスケジュールの中で、これだけ調子を保てるのはプロ以上なものを持っているのかもしれないですね。
次に狙う記録は、日本記録である張本さんの3085安打超え。残り11試合で15本以上の安打を打てば達成できるのですが、記録達成後の安堵感による大崩れがなければ、絶対に達成できると思います。152試合目で200本安打を達成した時のシーズン安打が208~212本だったので、ギリギリのラインではあるかとは思いますが、絶対超えたいという意思を見せているので、大丈夫じゃないかと私は思っています。
先を追えば、大リーグの通産2000本安打、ピート・ローズ、タイ・カップしか超えてない日米通産での4000本安打と先のことを挙げればきりがないですが、今の気力が保てれば十分達成できるのかもしれないですね。