2008年09月04日

レコゲー2008 9月 携帯ゲーム機編

ここからは今月の携帯ゲーム機でのオススメ紹介です。


今月は有無を言わさず「ポケットモンスター プラチナ」ですね。
2年前に出た同作品の「ダイヤモンド」・「パール」のマイナーチェンジ版となっています。
キャラ・シーンの追加だけでなく、様々な景品がもらえるバトルフロンティアの登場やプラチナオリジナルのWi-Fi対応のミニゲームなどと単なるマイナーチェンジではない部分も。

まぁ、ポケモンの出る年というのは、例年になく子供が色々と金策に走って買いに行くばかりでなくて、親にねだるケースも散発されるものと推測
そして、その月だけでなく、とても長いスパンで売れていくのもよく知られた話。毎年クリスマスや正月など節目節目の時期に売れるだけに、今回もその傾向は外せない予感が。
この作品の売れ行きで、今後のDSの勢いも知ることのできる貴重な作品でもあるので、今後の動向も注目していきましょう。


こうもポケモンが目立つと、他の作品はどうなのかというと、意外に良作揃いなのはあまり知られていないのではないかと・・・。

そのトップにいるのが、「クイズマジックアカデミーDS」
鳴り物入りでの登場だっただけに、非常に動向が注目されます。
アーケードの人気シリーズの同作品が初めてコンシューマーの携帯機で移植。
7万問以上収録されるが、最新のクイズをオンライン上でも習得可能
そしてアーケードと同じジャンル・モード構成で今作を楽しめる他、コンシューマーオリジナルのアカデミーモードも搭載。学園内を色々回って生徒達に腕試しを挑み、貯めたお金で新しいコスチュームに着替えたりしながら、賢者を目指していくものになる。
当然ながら、アーケード・e-AMUSEMENTの連動やWi-Fi対戦もできるので、いつものマジックアカデミーらしい楽しみ方も可能に。

どうしても腕の良し悪しになる傾向がオンライン対戦は強くなるので、こういった新風が出てくるのは非常に楽しみですし、満を持しての登場でもあるので、完成度も気になるところです。


それ以外で注目したいのが、鳥山キャラ作品の「ドラゴンボールDS」と「ブルードラゴン プラス」
前者は初代ドラゴンボール(ZやGTではない)が原作どおりに追体験できるという30代以上のファンにはたまらない仕様
初代ドラゴンボールは後の格闘マンガの要素は少なく、むしろギャグマンガの牧歌的な要素が強かったので、今の世代には非常にコミカルで新鮮に感じるのではないのでしょうか?
そのコミカルな部分はアクションで再現されているので、主人公になった気分で楽しめるのもまたオツなところだなと。

後者は鳥山さんがイラストレーターで参加している作品で、X様で出た同作品の続編にあたる。
内容はコンシューマーでは珍しいリアルタイムストラテジー(RTS)
アニメが放送されていただけに、子供層がメインのDSで『移植』されたのだと思われ。とっつきにくいRTSをいかに子供にわかりやすく伝えていくかで、この作品の完成度がわかるものと思われます


完成度に注目したいという点で行けば、「ギターヒーロー オン ツアー」も忘れてはいけないところ。
アメリカで大人気のロック系の音楽ゲームで、先に発売されたPS2および新世代機版は日本でもスマッシュヒットを遂げ話題に。
恐らく70~90年代のロックが収録されるものと思われる。またセッション(通信を利用した同時プレイ)ができるらしい
今回はGBAスロットに挿し込む形で使用できるギターグリップと専用タッチペン(クリップ型)が同梱


DSの作品紹介の最後はダークホース的な作品をピックアップ。

その1:「プリンセスメーカー4 DS」
同作品のDS移植版。自分の娘を育て上げて、王家の姫君にするのが基本的な最終目標。
追加シナリオが3本加えられている以外に大きな注目点は、タッチペンを使った娘とのコミュニケーションが可能になったことと上下分割表示が挙げられるだろう。
前者はよりダイレクトに娘とのスキンシップが量れるので、臨場感が高まってくるかと。
後者はどうしてもステータス画面で窮屈になりがちだった画面が非常にスッキリしてわかりやすくなり、快適なプレイができるものと思われます。

その2:「くまたんち」
「プリンセスクラウン」・「グリムグリモア」・「オーディンズスフィア」などを手掛けたヴァニラウェア開発の最新作。
人気NO.1動物園に2週間の期限でレンタルしてきた熊・・・の格好(俗に言う擬人化)をした女の子を育てスキンシップを量るのが目的。
「たまごっち」や「どうぶつの森」のように、電源が落ちている状態でもゲームが進行していくので、放っておけばやさぐれ放題・・・になってしまう可能性もあり(笑)。
シガタケさんデザインの俗に言う萌えキャラが結構かわいく、意外に女性層にもいけるんじゃないかと推測。


対してPSPは少ない状況。新型高精細PSPが間近に控えているので落ち着いていると言ってもおかしくないかと。

そんな中での注目作は「侍道ポータブル」
PS2で人気シリーズだった侍(もしくは侍道)シリーズの最初の作品(発売当初は「侍」で発売)。「天誅」シリーズでヒットしたアクワイアが製作のアクションゲーム。
多彩なアクションと数多くのシナリオが用意され、また爽快な作品展開であったことからスマッシュヒットを飛ばし、アクワイアの名を不動にしたともいえる。
なお、ネットワーク対戦も可能に。

もう一本は「PCエンジン ベストコレクション ソルジャーコレクション」
かつてキャラバンが行われた時に利用されたソルジャーシリーズ(「スーパースターソルジャー」・「ファイナルソルジャー」・「ソルジャーブレイド」)が一挙収録。さらに「スーパースターソルジャー」のパロディ作品である「スターパロジャー」も収録
かつてのシューターが泣いて喜ぶ仕様になっております。


携帯ゲーム機編 結論
ポケモン一色の中、いかに独自性と人気をつけるかが大きなポイントだろう。
幸いなことに、子供層メインのポケモンとかぶる作品は少ないので、機会はあるかと。

特にアーケードで人気の高かった「クイズマジックアカデミーDS」、コンシューマーでスマッシュヒットを飛ばした「ギターヒーロー オン ツアー」、そして原作が世界的ヒット作品の「ドラゴンボールDS」あたりは注目かと。



Posted by alexey_calvanov at 23:31│Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

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