コンシューマ編の後半はアクション・シューティング系の作品紹介。
アクション・シューティング系の作品は、特にレトロ回帰と見られる動きが見られます。
その際たるものが、ロックマン9 野望の復活!!。
この作品はソフト販売ではなく、ダウンロードサービスのWiiウェアでの販売。
内容はファミコンなどで出ていたロックマンシリーズの最新作で、ゲームの作りも新世代のグラフィックではなく、往年のファミコン時代のグラフィックそのまま。懐かしさと共に当時そのままのハードなゲーム内容で、オールドユーザーにはたまらない作品になるでしょう。逆に新規ユーザーにも、特に硬派とされている同ゼロシリーズや同ゼクスシリーズを触れたユーザーが食指を伸ばす可能性があるかと思われます。
もう一つがセガエイジス2500 Vol.33 ファンタジーゾーン コンプリートコレクション。
同社のシューティングゲーム、ファンタジーゾーンシリーズを全て網羅したコレクション作品。
内容はアーケード・コンシューマー(セガマークⅢ版)で出た「ファンタジーゾーン」、同じく「ファンタジーゾーンⅡ」、サンソフトから発売された「スーパーファンタジーゾーン」など計6作品と多数のバージョンを収録。
ちなみに、幻のシステム16版も収録されているだけでなく、そのシステム16版で製作された「ファンタジーゾーンⅡ」がオリジナル作品として収録されます。
カラフルなグラフィックとポップなBGM、ショップによるパワーアップシステムと閉じのシューティングにはなかった要素が盛り込まれ、アーケードおよびコンシューマーのさらなる広がりを夢見させてくれた作品でもありました。そういった点から、特に30代のゲーマーには感慨深いものになるかと思います。
そして、セガエイジスシリーズの今後のラインナップが出てこないという点で、もしかすると、この作品が同シリーズの最終作品になるのかもしれません。
アーケードの移植組で注目なのは2つ。
一つ目は、キン肉マン マッスルグランプリ2特盛(PS2)。
人気アーケード作品の続編。格闘中に技をかけられ続けると、テンションゲージが上がり、ある程度上がると「火事場のクソ力」を発揮、超大型必殺技が繰り出せるようになる。
また、往年のファミコン作品「キン肉マン マッスルタッグマッチ」と「キン肉マン キン肉星王位争奪戦」が収録されるとのこと。
もう一つはオトメディウスG(ゴージャス!!)。
一般的なシューティングに見られるステージクリア型の作品ではなく、e-AMUSEMENT PASSにカスタマイズした機種データを保存し、継続して進めていくミッションクリア型の作品としてアーケードで登場。
コンシューマーに移植される今作では、ステージクリア型のオリジナルモードが搭載されています。
コナミスタイルでは、専用コントローラーとのセット販売も予定されているとのこと。
アクション・シューティング系作品の最後は無双OROCHI 魔王再臨。
「無双OROCHI」の1ヵ月後を描いた作品で、完全な続編。
2P対戦が可能になっている。またX様によるより美しいグラフィックにも期待が持てるかと。
次回はPC作品の紹介。