今日のロッテ×日本ハムの一戦にて。
0-1で日本ハムリードのまま迎えた9回表。ロッテのピッチャーは小宮山選手。糸井・中嶋両選手を堅牢な投球で簡単に打ち取った後、迎えるバッターは飯山選手。
普通の配球で、2ストライクまであっという間に追い込むと、何と小宮山選手はセットポジションとも思えない不可思議な投球フォームを始めるではないか。そう、まるで投手コーチや打撃投手がトスバッティングで投げるような感じで。もっと言うと手投げで、完全に気の抜けた球。
そんな球を投げられたからか、1球目の完全に外れた後、同じモーションで投げた2球目を降り抜き、センターオーバーの2塁打に。
確かに、飯山選手は守備は非常にいい反面、絶望的にバッティングが悪く、去年に関しては100試合以上出ていたものの、打席に立ったのは1試合に1回あるかないかということがほとんど。
しかし、あれをプロの選手に対してやってしまうのは、相手に対してかなりの屈辱だろうなと思えてなりません。
そして、ここでセンターオーバーのホームランにできないのも、彼が単なる非力なバッターだからという単純な理由では済まないでしょう。
特に今シーズン、ショートならば金子誠選手がケガなどで絶不調。それ以外にもサードやファーストもほぼ定位置に構える選手がいないガラ空き状態だったはず。それなのになぜレギュラーが取れないのか、この小宮山選手の一投で考えてほしいものです。