2008年08月19日

改めてこの曲が神懸って思えてならない

最近ネット上を中心にまことしやかにささやかれている話
それは「マクロスF」のヒロインの一人、シェリル=ノームに関する話だ。


話を見ている人はわかるのですが、彼女は子供の頃に犯されたウイルスが原因で、本来なら生死の境をさ迷うようなふうで、何とか抗生物質で抑え込んでいる状況。最近ではその症状が発症しかかっているところから、先述のように、まことしやかに「シェリル死亡説」が流れているわけです。

確かにその病状以外にも、彼女を取り巻く環境の急変(特にアイドルの主役を新進気鋭のランカ=リーに奪われているのがその象徴)やマネージャーであり裏舞台で暗躍しているグレイスの発言がその死亡説を推し進めかねない要員になっているわけですが、もしこの死亡説がその通りなると、非常に気になる曲があるわけで・・・。
その曲が♪ダイアモンド・クレバス
OST(オリジナルサウンドトラック)「娘フロ。」の解説によれば、シェリルと噂のあったギャラクシーの人気俳優との別れを歌ったもの。
しかし、死亡説がその通りになると、出だしの歌詞・さよならで入る前サビの部分が明らかに主人公のアルトとの関連が見え隠れしてならない。別れの歌だから・・・という理由だけでは何とも説明できないこの歌詞の深みは何を意味するのだろう?

全体的に感じられる別れの悲しさというのが、彼女の、ある意味生きたくても生きられないことから来る別れを向かえ、自らの人生を振り返った時に思った後悔の念さえも感じ取れ、シェリルの遺された想いが歌になってるんじゃないかとさえ思え気味の悪いほどです。

敢えてこの曲の書かれた時期を無視してこの曲を評してますが、シェリル自身自らの身を知ってて書いていたとすれば、とても恐ろしいくらいカンの働く女性だと・・・。


正直、この曲が発表された時、前にも書いているのかもしれないですが、カップリングで入っていた♪射手座☆午後九時Don't be lateの方に高い評価を持っていたのですが、彼女の心境そして状況の変化を見ていくに従って、♪ダイアモンド・クレバスの本当の深さを感じられるようになってきましたね


そして、リアルな方向で見ていくと、この作品の結末がどうあれ、そこまでの推測を思わせるほど深い歌詞を書いていったhalの懐の深さに素晴らしさを思えてなりません


くしくも、次回の題が「ダイアモンド・クレバス」(地上波放送ベース)。彼女がどうなるか気になるところです。



Posted by alexey_calvanov at 22:56│Comments(0)TrackBack(0) アニメ・コミック 

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