夏の新アニメ3回目は、原作のライトノベルが絶好調。テレビアニメもシリーズ通産3作目になる人気作品になった「ゼロの使い魔~三美姫(プリンセッセ)の輪舞(ロンド)~」です。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表示)。
先の戦争(トリステインとアルビオンとの戦争)で、日本からトリステインのある異世界ハルケギニアに飛ばされた主人公平賀才人(以下才人)は一度死の渕をさ迷うことになるのだが、才人の言うところの『妖精さん』の力によって復活することになる。
その後、平和の訪れたトリステインの魔法学院で、主人であるルイズと共に暮らしてはいるが、2人の関係は一進一退・組んずほぐれずのような煮え切らない関係のまま。
そんなある日、才人の左手の甲にある使い魔の証ガンダールヴの刻印が突然消えてしまう。どうも、才人が一度死んだため主人であるルイズとの契約が切れたことを意味するものらしい。このことがきっかけで、2人の間にも微妙な変化が訪れ、彼らの周辺にも不穏な空気が流れ始める。
というふう。
率直、シリーズが長く続くことによるダレというのかマンネリが起こるんじゃないかと思ってたんですが、そんなことを気にしなくてもいいくらいの定石ですね(苦笑)。
しかも、いきなりあのシーンですか(ギャハ)!<わかる人だけわかってやって下さい(ニヤニヤ)。
・・・うん、あれは才人の妄想に違いない。ヤツの夢オチに違いない・・・そう思ってましたらば、刻印が消えるシーンで、こりゃ現実なのかと思わされ(汗)。
このシーン、彼らの煮え切らない部分が巧みに描かれてまして上手いなぁと。
・・・俗に言う放送コード(自主規制)があるわけですが、対等に見えて実は2人の間には主従関係が見え隠れするというのをあのシーンで暗喩してるわけですから、意外にあのシーンは単なるエロシーンではありませんでして。<と、エロシーンの紹介をいつもよりムダに力を入れてお送りしておりますので、軽く流して下さい(ギャハ)。
で、この作品でのICHIKOの曲は改めてネ申だと。しかし、今回はブームからかトランスなんですね。
前作・前々作のロックな曲に比べて、ベタベタなラブソング系の色(下手したら結婚式の入場曲に使えそうな感じ)は若干薄めですが、それでも耳に馴染みやすいいい曲かと。
シリーズモノの最大の欠点、予備知識(つまり前作・前々作の視聴)が必要ではあるものの、知ってる人ならまたいつもの調子でやってるなと楽しみながら、時にツッコミを入れながら楽しめるわけです(ニヤニヤ)。
・・・ええ、こういう作品はツッコミを入れられてナンボなんですよ。そこで(検閲)とか<サイテー。下品。ナンセンスよ、ナンセンス。