例によって18禁作品になっていくので、いつものやつをば。
18歳未満のよい子は、読んではいいけど買っちゃダメ。
読 ん で は い い け ど 買 っ ち ゃ ダ メ 。
買っちゃダメ~!
さて、始めていきましょう。
相も変わらず大量に投入されるわけですが、今月はちょっと様相が違ってまして、いわゆる『大作』が出てきます。それが「リトルバスターズ!エクスタシー」。
Key/ビジュアルアーツ製作のアドベンチャーゲームで、PCギャルゲー作品では「CLANNAD」以来の全年齢の大作(ただし基準が明確ではないので、あくまで私的基準)だったもの。
今回その同作品を18禁仕様に変更して発売。ただ、普通に18禁作品にしたわけではなく、サブヒロインだった2名をヒロインに昇格。さらに新規キャラ1名が追加されるとのこと。
今までのKey作品とは違い、ミニゲームや泣きに変に特化しない異色作だからかそのあたりでの評価が高い。主題歌のよさも特徴で、今回の作品の主題歌も全年齢版と同じ。
2007年のPCを席巻しただけあって、その期待度は果てしなく高いと見ている。
それに対する対抗作はなかなかないとは思うものの、お勧めできそうなものをいくつか紹介。
まず最初は「空を飛ぶ、3つの方法」。
「true tears」を製作(内容はアニメ版のそれとは別物)したLa'cryma(ラ・クリマ)初の18禁対象作。
謎の天然少女に占拠された学校を舞台に巻き起こる恋愛アドベンチャー。
詳細がまだわかっていない部分はあるものの、いわゆる泣きゲー風なのか?アニメで名が上がっている分、期待している人間も多いかと。
2番目は「C.D.C.D.2~シーディーシーディー2~」。
「D.C.~ダカーポ~」他計4作品が収録されたファンディスク的要素の強いアドベンチャー。
各作品のヒロインと楽しい時を過ごすことができるクロスオーバーな作品でもある。
3つ目は「EVE雀」。
サスペンスアドベンチャーで有名な同作品をベースにしたマージャンゲーム。マージャンゲームとはいっても、いわゆる脱衣マージャンゲームだが(汗)。そのためか、どちらかというとシリアスというよりややギャグテイスト風になっているのかと。
胸の揺れ具合が重要な要素になっているというある意味バカバカしい(以下略)。
4つ目は「ヤミツキ!」。
ヤンデレをフィーチャーした極めて珍しい作品。
そのあまりにも主人公に対しての愛情が度を過ぎたために、とても恐ろしい結末を迎えるというものらしい。
ちなみにヤンデレの定義は非常に曖昧らしく、精神的におかしくなったものを指す場合もあれば、いわゆる陰鬱な状態(例えば視野狭窄)に陥った場合を指すこともある(私的な意見だが、いわゆる阿部定事件もいわゆるヤンデレの一種かもしれない)。
5つ目は「はっぴぃプリンセス~Another Fairytale~」。
去年発売した同作品のアレンジ版。新ヒロインやサブシナリオが大幅に追加されているオムニバス的な作品。
作品内容はいわゆる学園モノ。
最後は「Bible Black-The Infection-」。
第1作が発売されたのは実は8年前で、シリーズとしては2作目にあたるのだが、特に海外ではアダルトアニメが非常に有名で、黒魔術の儀式が本当に学園内で行われていたのかを探っていたら、引き返せないところにまで至ってさあ大変な、いわゆるミイラ取りがミイラになったような作品。
どちらかというと悪魔信仰が絡んでて、海外で出して大丈夫なのかと個人的には気になりますが・・・。
まぁ、PC作品の中では結構キツイ作品(ダークな作品としてはかなりのもの)。下手に手を出すと引いてしまうくらい。OVAあたりで耐性確認をお勧めします。
ただ、ダークで猟奇的なシナリオは下手なホラーより面白いかも。
据え置き機編 結論
後の携帯ゲーム機編に絡むかもしれないが、いわゆる長期シリーズ作や大作が幅を利かせているように感じられる。
PS2・Wiiならパワプロ15、PS3・X様ならソウルキャリバーⅣ、そしてPCならリトルバスターズ!エクスタシーがそれにあたる。
あとはホラー作品の比率がやや高め。怖さの度合いはそれぞれ違うものの、そのテの作品が好きな人にはたまらないかと。
またコンシューマーでのギャルゲー比率も高め。延期がいくつか散見されているものの、ギャルゲーのジャンル(作品内容)的にはバランスが取れているかも。
次回は携帯ゲーム機編です。