今回のレコゲーはPS2の作品紹介です。
今回のPS2ラインナップ、何か似たようなふうになってまして・・・。
それもそのはず、今月なぜかまたギャルゲー・乙女ゲーの比率が異常に高い!しかも先々月の「春のギャルゲー・乙女ゲーまつり」の時に延期になった作品まで集中し、まさに百花繚乱。大きなお友達大慌て(爆)。
まさに「夏のギャルゲー・乙女ゲーまつり」の大フィーバーの中お送りしていきます。
・・・もちろんそれ以外もあるんですけど、もうこう言うしかないでしょう(核爆)。
夏のギャルゲー・乙女ゲーまつり その1:あかね色に染まる坂 ぱられる
恐らく今年のコンシューマー発売のギャルゲーの中では5本の指に入るくらいの注目株。
元はPCの18禁作品。今年の春に出る予定だったが、5月に一旦延期後、発売直前に再度延期し今に至る。
ただPC版とは若干違っているようで、たまたま公園に来ていた時に、お見合いのことで親子喧嘩している場面に遭遇した主人公。その親子の娘のほうが、相手がいると父親に吹っかけて、主人公にいきなりキスを仕掛ける。ところが、父親はその相手、つまり主人公が許婚だと言ってのけてしまい、両人驚愕。しかも同棲までさせられることに・・・というふう。
出てくるキャラ出てくるキャラが強烈なツンデレ仕様。おまけにクーデレ(普段はクールだが、仲良くなってから2人きりになるとデレ仕様になること)までいる始末。本当にツンデレ系のキャラが好きな人にはオススメ。
ちなみに、キャスト陣が結構豪華。今をときめく女性声優がわんさか(以下敬称略)。
メインヒロインはツンデレ声優の雄、くぎみーこと釘宮理恵。
クーデレヒロインを演ずるのは「涼宮ハルヒの憂鬱」でブレイクした平野綾。
幼馴染みのヒロインは「天元突破グレンラガン」でこれまたブレイクの井上麻里奈。
主人公もファンの生徒会長(無論女子)には、「機動戦士ガンダムSEED」や「働きマン」といった真の強い女を演じさせたら鉄板を発揮する田中理恵。
などなど。
夏のギャルゲー・乙女ゲーまつり その2:Lの季節2-invisible memories-
約10年前(1999年)に第1作がPSで発売されたビジュアルノベル系の作品。当時こういうジャンルが珍しいのも相まってスマッシュヒットを飛ばしている。
実際シナリオ(現実界と幻想界の2つの世界を舞台にしたもの)の出来は好評を博している。
今回はフリートークから相手のプロフィールを埋めていき、ある程度埋めていったところで、彼女の意識に接続していき、より直接的な情報を手に入れたり、仲を深めていくというふう。なお、それを破るために心の壁を突破することが必要になる。
夏のギャルゲー・乙女ゲーまつり その3:ほしフル ~星の降る街~
元はF&Cの作品で、PC販売時は18禁作品。
友人達のコイバナ(恋の話)がきっかけで、自分の恋を探していくアドベンチャー。
いわゆる青春群像劇と言えるもので、ハートフルな作品に仕上がっている。
夏のギャルゲー・乙女ゲーまつり その4:よつのは ~a journey of sincerity~
この作品も元はPC18禁作品。しかし今回の作品は、後に発売されたOVAをベースにしたもの。
幼馴染み4人組が廃校の決まった学校にタイムカプセルを埋めることに。3年後の再開時に再び掘り起こそうという約束をして・・・。
そしてその日、タイムカプセルと、あの頃の思い出を探しに再び廃校になったかつての母校にやって来るというふう。
タイムカプセルと思い出を廃校の中から探していきながら、主人公が言えなかった彼女達への想いを伝えるというのがメインになってくる。
かつての青春の思い出を追いかけるという少しセンチメンタルな話になっている。
夏のギャルゲー・乙女ゲーまつり その5:かのこん えすいー
元はライトノベル。
今回の作品群の中では珍しくPC原作ではないのだが、後にアニメ化された時に、あまりに過激なシチュエーションが多かったがために、ネットでの無料配信が取りやめられた経緯があった(GyaOは全面中止。バンダイチャンネルは一部放送話から有料のみになる)ほどアダルト色が強い作品でもある(そのため地上波での放送はなく、CSのAT-Xのみ、しかも年齢制限付になっていた)。
えすいーの名のとおり、特別編(Special Edition)になっており、夏休みにやって来た南の孤島が舞台。
2人の主人公からの視点で進めて行き、時々互いの視点を切り替えて、ヒロインの考えを探ったり、微妙な心理をヒロインにぶつけていくというもの。ややザッピング風な雰囲気が漂っている。
これ以外にいろいろとあるんですけど、とりあえずこの5つを推したいと思います。
その他作品はこの2つ。
その1:ペルソナ4
女神転生から派生したシリーズのひとつ。同作品よりライトな味付けでありながら、やりこみ度が高いとされる。据え置き機のみのカウントでは6作目。
学園生活を送る中で、様々な出来事に巻き込まれていくRPG。
その2:ラチェット&クランク5 激突!ドデカ銀河のミリミリ軍団
PSPで発売されていた同作品の移植。そのため、今回はPS3ではなく、PS2での発売に『先祖返り』している。
バカンス中の主人公が謎の少女に写真を撮ってもらっている最中にさらわれることに。なぜ彼女がさらわれたのかがわからないままに彼女を探す冒険が始まるというふう。
元々子供向けの作品ではあったものの、なぜかPSPという対象年齢の高めのハードで出ていたからなのか、今回再度仕切り直し的に登場・・・というふうなのだろうか?
アクションゲームとしてはレベルの高い作品なので、子供のプレゼント等にオススメ。
次回はPC作品の紹介。