さて、今回は新世代機(PS3・Wii・X様)のソフト紹介をしていきましょう。
なるべく分けられるだけ分けていきます。
まず、この時期はだんだんジメジメした時期からムシムシする時期に移行していくわけですが、そういう時期によくやるのが、いわゆる怖い話(怪談)。まぁ、本来ならもう少し先(8月)あたりが時期なんでしょうけど、その頃に照準を合わせてか、X様以外のハード出てきます。
その1:バイオハザード0
シリーズ5作目のホラーアクションアドベンチャー。2人の主人公を互いに進めるザッピングシステムを採用している。
この作品をホラーでくくるのはやや強引なのかもしれないが、クリーチャーが大暴れするというホラー映画の典型的パターンとよく似ているのと、劇場版がホラーメインなウリできているので敢えてこうカテゴライズ。
いわゆる洋館事件のその前を描いたシリーズ始まりの物語。
今回の作品のベースは、同じ任天堂ハードから出ていたゲームキューブと後に移植されたPS2版のミックスになり、そこにWiiリモコンで操作できるという追加要素もあり。ガンタイプでのプレイが可能なのかは現状不明だが、作品のイメージから考えれば、十分に考えられそう。
その2:零~月蝕(つきほみ)の仮面~
テクモから発売されているホラーアクションゲーム。
今回は任天堂との共同開発になったため、任天堂発売・テクモ開発になる。ディレクターは「killer7」・「NO MORE HEROS」等を手掛けたグラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一氏になるとのこと。
今回は3人の主人公が出てくるということなので、ザッピング的要素が強くなるように思われる。また須田氏がディレクターに加わったことで、彼独自の感性が強烈に味付けされるかもしれない(特に恐怖の部分はかなりの脚色がなされる可能性がある)。
その3:SIREN:New Translation
これまたシリーズ最新作。PS2で2本出た後、実写劇場公開もなされている。
いわゆる外国人が見た日本のホラー作品的視点のアドベンチャー。
幻視という視界ジャックを行うことで、相手の現状を知ることができる。
とにかくじわじわ来る怖さがあるということらしい。特に怪談好きな人にはオススメなのかもしれない。
怖いのは嫌いだけど、硬派な作品がやりたいなら、以下の2つを。
その1:メタルギアオンライン
6月に出た「メタルギアソリッド4」のオンラインモードだけを抽出した作品。
元々、オンラインモードは別売で発売だったのが、諸事情で本編との同梱になった・・・というふうだったのに、なぜか再びオンラインモードのみ発売という不可解な動きをしているのだが、本編よりもオンラインモードで楽しみたい人には申し分ない価格(1800円)かもしれない。
でも、PS3の特性を考えれば、ダウンロード販売版も作ってもよかったような・・・。あれができるのはSCEの特権なんだろうか?
その2:マイト・アンド・マジック エレメンツ
アメリカ生まれのRPGで、非常にクセのある作品としても有名。
日本にも昔からMSX・PC・ファミコンなど様々なハードで移植されてはいるものの、洋ゲーRPGでは、「ウィザードリィ」や「ウルティマ」に比べれば、マイナーな存在。しかし、固定ファンは非常に多い。
自由度が高く、様々な魔法や武器を駆使し戦い抜いていく。またオンラインによるマルチプレイも可能。
まぁ、そんな年齢制限の加わるようなゲームはできないという全年齢指定なあなたには、ワリオランドシェイクをば。
Wiiリモコンをシェイクする要領でブンブン振ると、地面を叩いたり、掴んだ敵からアイテムやお金がもらえたりなど様々なアクションを起こすことができる。また同じリモコンで様々なものに狙いをつけることもできる。
いやいや、怖いゲームやお子ちゃまゲームより、萌えだよ萌えという大きなお友達な方々には、PS2・・・以外にもこんな作品、ティアーズ・トゥ・ティアラ-花冠の大地-が。
元々はLeaf製作の18禁作品。ジャンルとしては恋愛要素(アドベンチャーモード)も加わったシミュレーションRPGと言うべきか。
しかしながら、作品の主軸以外はほとんど変更されており、全くの新規作品と言っても過言ではない。また、この作品をベースにしたアニメ化も決定している。
計7つの属性が互いに三すくみのような強弱の相関関係で成り立っており、その属性にもバイオリズムのように好不調の波がある。そのため、例えば火に弱いキャラが火の属性が好調期に入った時に火の属性の攻撃を食らうと普段よりも大ダメージを与えられるわけで、それに対抗するためには、その時期が過ぎるまで逃げ切るか、水もしくは土の属性のものを持つといった対策が必要になる。
また拠点システムというものがあり、居城を入手すると、その中で買い出しや傭兵を雇ったり、キャラ強化や転職といったことが可能になる。
ギャルゲー色が強いものの、純粋なシミュレーションRPGとしても楽しめるかもしれない。
次回はそのギャルゲーが大量出展されるPS2のソフト紹介。