夏の新機種ドコモ706シリーズ編。今回はドコモの人気機種のひとつシャープの新機種紹介です。
12:SH706i
国内メーカーとしては先に撤退した三菱以外で初めてになるだろうスライドモデル。
スライドした時に、それと連動して通話およびテレビ電話の発話/終話ができるようになる。また3インチフルワイドVGAのディスプレイは、光センサーのTOUCH CRUISERに対応している。それ以外には動画フレーム補完技術が付いたワンセグ・ドルビーモバイルが搭載されている。
個人的感想
他社(特にソフトバンク)ではスライドモデルを大量に出しているが、意外にもドコモでこのモデルを出すのは初めて。
薄さも15.9mmと706シリーズの中ではμを除けば薄い部類に入る非常にコンパクトなモデル。
機能面では906シリーズの最新機能が搭載されている。平凡なカメラ機能・Bluetooth非搭載など一部落ちる・非搭載機能はあるものの、それ以外は906シリーズと変わらない充実したものになるので、価格面で906シリーズより下がってくればオススメできそう。
13:SH706ie
ドコモの新シリーズであるieシリーズを冠した一歩進んだ使いやすさを重視したモデル。
前機種に付いていた「トリプルくっきりトーク」・「スロートーク」機能が今機種も搭載。同時に2.8インチのワイドQVGAモバイルASV液晶・320万画素オートフォーカスカメラを搭載している。
個人的感想
らくらくホンで慣れた人でもまだ操作方法や字の大きさ等で不安・不満を持っていた層を吸収するために作られたと思われるieシリーズの一つ。
以前あった機種のブラッシュアップモデルになる。SH706iでは搭載できなかった320万画素のオートフォーカスカメラを搭載したのは立派だが、ややieらしさが薄まったように感じるのは気のせいか?
14:SH706iw
利用者の食生活や健康を管理するウェルネスケータイ。スライドタイプのモデル。
カロリー計算・赤外線通信を介した対応体脂肪計との連動機能が搭載され、さらに摂取カロリーを記録すると、その数と消費カロリーの差分を鑑み、その後の食事メニューを提唱する健康アプリも搭載している。それに関連してか、シャープのウォーターオーブン「ヘルシオ」で作れる料理を提案する付随機能も付いた。
個人的感想
auが一歩先んじて提唱していた『健康』というテーマをドコモなりのアプローチを掛けた結果生まれた機種。なお、SH706iとは兄弟機になる。
歩数計機能が充実しており、体脂肪計との連動機能が斬新。また取得カロリーと消費カロリーから今後の食事メニューやヘルシオで簡単に作れるレシピを提案するというのは、効果的なアプローチになるだろう。この機種で家電品の囲い込みを狙っている節が見られ、またウェブや赤外線通信を有効に利用している。
次回は706シリーズのその他の機種の紹介。