ソフトバンクモバイルの新機種紹介。最後は久しぶりの投入、NECの機種紹介です。
⑨820N
11.7mmの薄型ながらもワンセグを搭載。それだけでなく、3インチのワイドQVGA液晶も搭載している。背面パネルには7×14ドットの赤色LEDが配置された。
個人的感想
これまでのソフトバンク(特にボーダフォン時代)のNEC端末にあった「時代遅れな機種」「0円で売っても売れない機種」といった負のイメージを見事なまでに打ち払いそうなケータイ。
薄さに関しては、そのテの分野では一番のサムソン電子には及ばないものの、それでも(サムソン電子はさらに薄い機種にワンセグを収めてはいるものの)11.7mmの中にワンセグを収めたのは大したものである。
ちなみに、テレビ機能を日本で一番最初に付けたのはボーダフォン時代のNECで、アナログテレビ機能を搭載したV601N以来、実に5年ぶりにテレビ機能が復活したことになる。
ただ、相変わらず機能面では秀でた面がないものの、ドコモのNEC端末(特にμシリーズ)にあるデザインの洗練された部分が現れ、かつ薄さにこだわりを見せるようになったことを考えれば、一歩前進と見てもいいだろう。
⑩821N
ポップなカラーリングがおしゃれな折りたたみ式ケータイ。ワンセグ・3インチのワイドQVGA液晶・プライバシーアングル(覗き見防止機能)等が搭載されている。
個人的感想
同じ時期に投入される820Nやコラボモデルの821N GLAとは兄弟機にあたる。
薄さは13.6mmと820Nに比べて若干厚いが、過去の機種に比べれば、遥かに薄く仕上がっているし、女性向けを連想させるおしゃれでポップなカラーリングも、今までの機種と比べれば、比べ物にならないくらい変わったと思わせる。ようやく他社の機種と同じ土俵に立ったと言うべきか。
⑪821N GLA
講談社の女性向け雑誌GLAMOROUS(グラマラス)とのコラボレーションによる台数限定モデル。
9/6の同雑誌10月号の発売と同時に発売。8/7からオンラインショップで先行予約を開始する。
基本的な機能は821Nと同じ。
個人的感想
820N・821Nとベースが同じな兄弟機。特に821Nとはカラーリング・内蔵メニュー・パッケージ等が違うだけで他の仕様は全く同じ。
ポップなカラーリングの821Nと比べると、ホワイトを除けば、かなりビビッドなカラーリングになっており先鋭的。
他と違う機種がほしいと思っている人には、機能度外視で考えていればぜひとも。状況によってはシャアモデル並に売り切れ続出なモノになるかもしれない。
次回はドコモの新機種紹介(906シリーズ)です。