2008年06月09日

夏の新機種出揃う2008 au編③

夏の新機種紹介、最後はauでは新興メーカー2機種とソニーの企画端末の紹介です。


⑩W62SH
16:9の地デジ画面にも対応できる3インチフルワイドVGAを搭載した回転2軸式ケータイ。シャープ初のauの新ユーザーインタフェイスであるKCP+搭載端末でもある。
15.8mmの薄さを実現しながらも、夏モデルの新機能を搭載しただけでなく、BluetoothやFMトランスミッターにも対応。AQUOSケータイ時には非搭載だったFMラジオ機能も復活している。
セキュリティ面でも、ペールビュー機能が4方向からの覗き見をできなくなるように強化された。

個人的感想
スタンダードながらも隙のないモデル。同じミドルレンジ系のW62Tと比べると段違いにいいデキに仕上がっている。
特に光るのが、液晶のシャープと言われるくらい美しい画面
他社の液晶より群を抜いた仕上がりで、かつ地デジやLISMO Videoを見る時に最適な16:9を実現している。これだけハイクオリティな液晶なのに(サイクロイド型ではないためか)AQOUSケータイと冠していないのが残念なところ
その他これでもかと新機能と復活した既存機能がてんこ盛り。突き抜けたところはないものの、非常に安定した機種。
W52SHと同様にロングセラーになりそう。オススメ。


⑪フルチェンケータイ re(W63S)
夏モデルのフラグシップモデルのひとつ。ソニーエリクソン製で、reはアール・イーと読む。
着せ替えケータイの発展系ともいえるフルチェンだけでなく、内部のユーザーインタフェイスを変更できるナカチェンも可能で、いわゆる内外問わないフルモデルチェンジができるようになっている
顔検出機能対応のオートフォーカスカメラ搭載し、撮った写真をブログにアップできる機能も前機種に引き続き搭載

個人的感想
これまで通りである表面部分や電池蓋部分だけの着せ替えパネルだけでなく、カメラ周りやキー周りまでも変えられるようになったというのはきわめて斬新で、他のメーカーは当分マネできないと思われる
ただ、フルチェンは自らでは行えずauショップ等の専売店でのみ対応になるため、そのあたりが少々わずらわしいところでもある(ゲーム機の修理が自分達でできなかったり、ブラッシュアップできないのと同じ原理なのかもしれない)。
内部損傷の恐れがあってのことだろうが、自分で作ったフルチェンが付けられれば、さらにオリジナリティあふれる個性的な機種に仕上げられるだろうにと思うと残念でならない
状況によっては、内部ユーザーインターフェイスの変更できるナカチェンと合わせることもできるので、統一感あふれるケータイを作り出すことも可能に。こちらもauショップ等の専売店のみで変更(ダウンロード)可能
このナカチェンもPCからダウンロードできればいいのにと思えてならない。
なおナカチェンに関しては、一部夏の新機種にも対応している。
機能的な面は320万画素の顔検索機能付のAFカメラ、ブログへのアップ機能が付いており、Cyber-Shotケータイより画素数は落ちるものの、同様のレベルにまで持ってきたのは光るところ。オシャレを楽しみたい、飽きが来るまで持ち続けたいという長期利用ユーザーにオススメしたい。


⑫簡単ケータイ W62PT
韓国のケータイメーカーであるパンテック&キュリテル製の折りたたみ式ケータイ。
でか文字・でかキー・でかピクトなど8つのでか機能が搭載されている。また「光で操作ナビ」といった光で簡単に操作の仕方をナビゲートする機能や、「はっきり音声」・「音声読み上げ」といったシニア層に配慮した機能も搭載されている。

個人的感想
簡単ケータイで名を挙げ始めているパンテック製の最新モデルは、初代簡単ケータイであるW32K以来実に3年ぶりに再販されたWIN向けモデルになる。
デザインは東芝のW45Tを連想させるようなスクエアボディながら、とてもシンプルでカッコいい。中の部分はらくらくホンを思わせるキー配置になっている。
簡単ケータイゆえにカメラ機能は平凡だが、microSDに対応でき、よりハイスペックな簡単ケータイへの布石は揃ったと見ている
なお、機能にこだわりがなければ、シニア層以外にもヒットしそうな予感。


次回はこちらも大きな動きが見られたソフトバンクのケータイを緊急先行でお届け予定。



Posted by alexey_calvanov at 22:22│Comments(0)TrackBack(0) ケータイ系 

この記事へのトラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字