春の新アニメ、8回目はエンターブレイン刊のファミ通文庫(ライトノベル)が原作の作品「狂乱家族日記」です。
このアニメはファミ通文庫10周年の記念作品の第1弾となっており、この作品を皮切りに、ひょっとするとファミ通文庫の有名どころが続々とアニメ化されていくのかもしれません(個人的にはエマシリーズの原作であるビームコミック作品(コミックビームや週刊ファミ通のマンガ連載)のアニメ化をやってほしいのだが、お門違いなのでこれ以上は言わまい(苦笑))。
作品そのものも本編9冊・外伝2冊と長期シリーズ化している人気作品でもあるようです。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表示)。
日本列島を中心に、北アメリカ大陸から果てはアフリカのサバンナ地帯までの広大な地域を領土とし、経済・軍事とも世界一な国家の大日本帝国。
世界はこの大日本帝国が中心であるのと同時に、その平和も大日本帝国の政務執行機関の直属である超常現象対策局によって維持されていたのであった。それは世界中のあらゆる超常現象(モンスターやUMA(未確認生物)の調査・駆除、オカルト現象の解明など)を解決していく組織である。
ところが西暦2063年、DNA鑑定の結果とある憂慮する事態が発生した。
1000年前に人類を絶滅寸前に追いやったものの何とか退治することのできた閻禍(えんか)が遺した忌まわしい予言どおり、彼の子供と思しき個体が複数出現したのだ。しかもどの個体がそのものなのかは現代科学を持ってしても断定できなかった。
そこで超常現象対策局は、対策一課行動部隊長の乱咲凰火(みだれざきおうか)を父親役とした「なごやか家族作戦」(これにより本物を見極めると同時に互いに監視しあい、また家族の大切さをわからせることで、人類滅亡といった暴力的・強権的手段に訴えるのを阻止しようとする作戦)を開始。
同時に閻禍の子供と疑わしい個体で母親役の乱咲凶華と5個体の疑わしき者達を子供役に見立てて、共に家族生活を送っていくのだった・・・。
というふう。
で、実際この作品を見て・・・。
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ド深夜でこの設定は見てて非常に疲れます(爆)。地域によって違いますが、名古屋ではTTこと「true tears」、ひぐらしこと「ひぐらしのなく頃に」(途中打ち切り)、そして少年陰陽師とジャンルは違えどシリアス系が続いていたので、この落差たるや何を言わんやというふうで(笑)。
特に主人公を食ってさえいる凶華『様』。ええ、彼女はまるででじk<目からビーム!
・・・ゲー●ーズから一緒にするなという抗議声明が発表されたので(爆)、例えを変えましょう。
ええ、彼女はまるで『猟奇的なハルh<チョンパー!
・・・ええと、角●書店と『彼女』から強烈な(自主規制)が飛んできたので、これ上例えられませんが(核爆)、彼女がいかなる人物かわかっていただけたことでしょう。<全くもってわかりませんが(ギャハ)。
・・・『ハイテンションメガスピード女withネコ耳、ネコ尻尾&貧乳』でいいだろ。
他のキャラもそれなりに個性があるんですが、1話でぎゅうぎゅうにまとめ上げるには少々アクが強すぎるなと思える節あり。しかし、このキャラ付けが理解できてくれば、それはそれは面白くなりそうなわけで。
結論としては、突き抜けたギャグ作品ということで、シンパシーが合えばぜひ。
エンディングはどうやら各局違うものが用意されていた模様。できれば持ち回りでやってほしいと思う。凶華版でしたが、かなりキテました(笑)。
ちなみに、オープニングは『電波ソング』の代名詞的存在のMOSAIC.WAV(モザイク.ウェブ)。こちらの方が、オープニングアニメーションとの相乗効果で・・・酔ってきた。<ウソつけ。
あ、オープニング・エンディングとも、先行着うたが配信中とのことです。