今回紹介するのは、森脇健二さんが全国を疾走する「走る男」です。
この番組は、「21世紀テレビ検定 カルチャーSHOwQ」に続く東名阪ネット6が制作を手がけた番組で、東名阪ネット6では初めて、ネットワーク局以外にネットされることになった番組でもあります(ネット局詳細はMore欄にて)。
タレントの森脇健二さんが、北海道の洞爺湖から沖縄県の首里城まで長距離ランニングをしながら、その中で出会う人達とふれ合ったり、その地域のおいしいものを紹介していく一風変わったバラエティ番組。放送期間は1年の予定。
森脇さんの1日を走った距離が1日の日給(ジョギング貯金)になり、その中で宿泊を含む飲み食いをやりくりしていくという結構ハードな側面も。ちなみに、1km=500円で計算。
走るルートや1日のペースは全て森脇さんが組み立てるので、何が起こるかわからない(時にルートとして選んだ道が冬季通行止になっていて、迂回せざるを得ないことも)。
番組以外でもネット上で紹介されており、そこでは(日中であれば)全国どこでもリアルタイムに現状を知ることができる。夜には1日の所感を読めるとのこと。
そのためか、番組中でもブログから届いたと思われるメールが紹介されていたり、ブログ上で挙げていると思われる写真が出てきたりする。
京都では以前から似たようなスタイル(走ってはいないが)で番組をやっていたので、だいたいわかる方がいるのかもしれないですけど、実際初見の私にとっては結構新鮮でしたね。
イメージ的には「笑ってコラえて」のアポなしのダーツの旅や「鶴瓶の家族に乾杯」に近いものがあるのかもしれないですが、それと違うのは、笑いを取ろうとせずに、真に人の良さを引き出そうとするところかなと。
TBSのオールスター感謝祭で疾走する姿もあってか、走りもガチンコ。全てにおいてきちんと丁寧に作ろうとする姿には感服を覚えます。
この番組、東名阪ネット6以外の地域では深夜放送もしくは早朝放送になるとは思いますが、地味であっても深く楽しめるなと思っています。