先日、セガが出していたゲーム機「マスターシステム」のソフト配信を開始することになったそうです。
マスターシステムというのは、1987年10月に発売したSG-1000から続くセガの8ビットゲーム機の最終形態。主なものとして、連射機能・FM音源搭載、そして3Dグラスが同梱され、またすべてのセガの8ビットゲーム機の作品が遊べるという当時としてはかなり太っ腹なゲーム機でした。
しかしながら、日本では次世代機のメガドライブがすぐ(1988年10月)に発売したため商業的には振るわず、かつ出た数も少ないため、幻のゲーム機とさえ言われています。
そのゲーム機から、これまた幻の名作(2004年にPS2でリメイク版が発売した時にのみ収録あり)といわれている「北斗の拳」がバーチャルコンソールのソフトとして登場。
この作品は横スクロールアクションなんですが、原作を忠実に再現したゲームバランスがファンの間で好評となり、同じ時期に出たファミコン版のそれ(ジャンルは同じ横スクロールアクションだが違う会社が制作した別物)よりも高い評価を得ていたという話だそうです。
ちなみに、この作品を制作したのは後のソニックチームの代表になった中祐司さん(現在セガを退社し別会社を設立)。
もうひとつは「ファンタジーゾーン」。
カラフルでポップな映像がアーケード時代から話題になったセガ8ビット機(セガマークⅢ以降対応)の名作の一つです。この作品に関しては、後にファミコンを皮切りに様々なハードで移植されてきました。
今回のマスターシステムのバーチャルコンソール化でセガの様々な名作を知ってもらえるきっかけになるのではないかと思います。
例えばRPGの名作「ファンタシースター」・セガのオリジナルアクション黎明期の傑作「アレックスキッドのミラクルワールド」・「エイリアンシンドローム」・「SHINOBI 忍」・当時としては斬新なシューティング「SDI」などがあります。
しかし今回驚いたのは、マークⅢの作品だけでなく、同じくセガが出していた携帯ゲーム機「ゲームギア」の作品もバーチャルコンソールのラインナップに加えられるケースがあるということ。
何でこのラインナップが実現したのかというと、まずヨーロッパではセガのマスターシステム(マークⅢも含む)がファミコン並みに有名なハードであるということ。
もう一つはゲームギアの基本設計がマスターシステムと同じだったためというのがあります。
このゲームギアも含めるとかなりの数がバーチャルjコンソールに加わることになり、当時解像度の悪さで敬遠していた人達にも再評価されればと思っています。
マスターシステムがバーチャルコンソールに参入することにより、ファミコン・スーパーファミコン・ニンテンドウ64・メガドライブ・PCエンジン(CDロムロムシリーズ含む)・NEOGEO・MSXと多彩なラインナップがさらに増え、Wiiはさながらゲームアーカイブスのような雰囲気をかもし出し、資料的価値も高まっていくように思えます。またラインナップ数でもSCEのPSストアやXBOX360のXBOX Live Arcadeよりも多く、魅力的なものになりつつあります。
これからのラインナップにも注目していきたいところです。