明日(12/13)、新色が発売するPSP。
冬の限定モデルであるディープレッドは、ゲームパックとワンセグパックの2種類の同梱版(単品販売は今のところなし)で発売するのだが、このワンセグパック販売に併せてPSPの仕様がバージョンアップされるようで。
新バージョンによると、今まではワンセグは見えても録画は非対応だったのが、今回のバージョンアップで録画対応が可能になったとのこと。また、ワンセグの中にある番組表の情報(EPGなのかは不明)から録画予約ができ、録画した番組はメモリースティックPRO Duo(コネクタを付けた同マイクロなど含む)からビデオ機能を介して再生可能だそうだ。
ただ、複数番組の録画・他機能(ゲーム・ネット閲覧・音楽プレイヤーなど)の併用不可・録画指定チャンネルからの変更はできない。また、録画が開始されると、スリープモード中でも本体が立ち上がり、終了するまでスリープモードに移行しない(つまり最悪音が出た状態のまま録画することになる)。そして、そもそもこの機能が対応可能なのは新型のみということに注意したい。
とはいえ、これで機能的な制限やその面での物足りなさがあるとはいえ、録画機能のないDSには一歩リードしたといえるし、少なくともケータイのワンセグ機能とほぼ同格(データ放送が繋げないのが痛いところか)にまでステータスを運んできた。少なくとも大画面でワンセグ放送が楽しめるのは大きい(大画面というレベルで同等なのは、イーモバイルのEM ONEおよび同αしかないからだ)。
ちなみに、このワンセグ録画機能の他に、ストリーミング機能の付いたインターネットラジオを聴取可能になったり、PlayStation Spot(注:PSP用のホーム(メニュー画面)に対応する壁紙や体験版がダウンロードできるスポット)がソフトバンクテレコムのBBモバイルポイントでも利用できたりする機能などが追加される。