と書いてますが、新しく出してきたのはドコモ・ウィルコム・イーモバイルの3社で、しかもウィルコムとイーモバイルは隠し玉ではなく新機種だったりしますが、便宜上こういうふうにさせてもらっています。
さて、今回の隠し玉ですが、これといって大きな発表ではなかったのですが、唯一大きいものといえるのは、イーモバイルの7.2Mbps通信サービス開始とその対応モデル登場ぐらいでしょうか?
では新機種の紹介です。
ドコモ:キッズケータイ F801i
キッズケータイシリーズ第2弾。今回は富士通が製作。
前回同様アートディレクター佐藤可士和氏デザイン、そして防犯ブザー・電源オフ連動・バッテリーロックが搭載される他、富士通独自の防水機能(IPX5・同7レベル)・置き忘れ防止機能(アラーム音あり)・置き忘れ時にロックができる「おまもリモコン」が新たに搭載されている。
個人的感想
今まで販売されていた機種が非常に大きかったのに対して、今回は薄さ17.8mmとスリムになり、子供が持っても大きすぎて持ちにくいというふうなケースは少なくなったように思える。色使いも非常にシンプルで、大人が持っても違和感がないように仕上がっている。
また、子供が持つという点で、なくしてもすぐにロックができるようになるなど、以前よりもプライバシーの配慮がきめ細やかになっている。
あとは子供ゆえの特性である耐久性(例えば落としても踏みつけても壊れないような特性)を向上できれば完璧なように思える。
ウィルコム:nico+(WS005IN)
ポップでコンパクト、抗菌加工がなされているストレートモデル。今機種より赤外線通信機能が追加されている。
個人的感想
ボタン部分と外枠の一部の色付けが違うのが今回の機種と旧機種の見分けのポイント(ボタン部分と外枠の一部が色付けがなされているのが旧機種、逆になっているのが今回のモデル)。そして、赤外線通信が付いているか否かである。
赤外線通信が付いたことで、データのやり取りが非常に楽になった。特に外部メモリのない機種にこの機能があるのとないのとでは大きく違う。
また、連続通話時間や連続待受時間も少し改善されている。
イーモバイル:D02HW
最大7.2Mbpsの高速通信に対応したデータ通信タイプの機種。デザインは以前出ていたD01HWとほぼ同じ。USB端子対応で、Windows(XP・2000 Professional・Vistaまで)・MacOS X対応。
個人的感想
安価で高速通信の楽しめるイーモバイルだが、同じ値段で最大7.2Mbpsという超高速サービスを日本の通信会社では初めてサービスインしたことに驚きを隠せない。最先端のものを安くできるのはユーザーに対してうれしい配慮だと思う。
また、USBという一般的な端子のものにすることで、すぐに楽しめるようになったのも好感触。
あとはサービスエリアの拡充とそれに伴うアフターフォロー、そしてユーザーの急拡大に伴う不備が起こらないことを祈るのみだ。