そのゲームは「ラリーキング」。
ベースとなっているゲームはいささか不明なんですが、似たようなゲームとして、「ジッピーレース」(注:アイレムが出していたレースゲーム)や「ロードファイター」(注:コナミが出していたレースゲーム)が挙げられるかもしれないが、決して「パリ・ダカールラリー・スペシャル」(注:CBSソニー(現ソニーミュージックレコーズ)が出していたレースゲーム。RPG要素まで放り込まれた伝説のクソゲー(笑))だとかは言わないように(爆)。
さて、そんなゲームにアリーノーが出した挑戦状は以下のとおり。
①ドリフトブーストを2回発動せよ!
②コース1を完走せよ!
③コース2を5位以内でゴールせよ!
④スコア1万5千点を目指せ!
とかくゲーム自身はかなりシビアな部類。恐らく最初のゲームの中ではハグルマン以上に難しいのではないかと思います。
敵の動き・コース障害物がかなりギミックなのと急にステージの難易度が上がること、そして当時のゲームのお約束だからか全体マップの表示がないというこの3点がダメージ制の車と相まって見た目以上の難易度をかもし出しています。
①に関しては、このゲームのタイムのショートカットを行う上のキモでもあるんですが、非常にタイミングがシビア。
雑誌によれば、1秒以上ドリフトさせていると起こる現象となっていますが、別にドリフトではなく横滑りさせる感覚を維持させるふうに思っていればいいかと。
ちなみにキュキュキュキュ・・・という音を出していないとドリフトブーストは起動しないのと、2回連続でなくてもいいのでとにかく出せればいいというふうなのでじっくりやるといいです。
②はとにかく何位でもいいので走り抜くことに終始すればいい。
③に関しては、まずコース1を8位以内にクリアすることが必須条件になる。
コース1に関しては基本的に緩やかなコースが多く、敵車をまだ避けやすい。
気をつけないといけないのは数ヶ所ある直角カーブ。ただそれもショートカットしていくような勢いでコースの左隅を走れば何とか乗り越えれるかと・・・。
コース2に関しては複雑に入り組んだコースなので、とにかく最短ルートを覚えていくしかない。またさらに悪質なコーストラップや敵が嫌らしい動きをかましてくれるので、敵のコース取りを気をつけながら走ること。とにかく早く走りたいなら、スピードアウト覚悟でショートカットを狙うもまたよし。この時には①で習得しているだろうドリフトブーストがかなり役に立つかと思う。
④は②と同じ何位でもいいので走り抜けることに気をつければいい。ただ確実にスコアを上げるなら、上位入賞は必須。ところが、コース1にある隠れキャラを取れれば10,000点を稼げるので、上手くやればコース1で達成できるかもしれない。
とかくキツいこの作品ですが、ゲーム雑誌の裏技を見れば非常に攻略が楽になるという『抜け道』が存在しているので、どうしてもという人はそれを使ってでもクリアするしかないですね・・・(汗)。
次のゲームに続く