PSPの残りはまずRPG。
こちらもも光る作品が登場。
一つは「空の軌跡(FC&SC完全版)」。
「空の軌跡FC」・「同SC」(以下FC及びSC)、そして同じ日に発売される「同マテリアルコレクションポータブル」がセットで収録されている。
これから始めてみたい人にはこちらのほうがオトク。
「空の軌跡マテリアルコレクションポータブル」には、FCとSCに収録されたサウンドがアレンジ・ボーカル曲も含めた147曲も納められている他、PSPのホーム(メニュー画面)を本作品の仕様に変更できるようになるダウンロードプログラムが収録。レアイラストも入っているPSP用の壁紙も付いていてファンにはたまらないソフト。
さらにそれだけでなく、過去のPSPで発売されたファルコム作品、FC・SC・ぐるみん、のでもムービーだけでなく体験版も収録されている非常にオトクなソフト。
もう一つは「スターオーシャン1 ファースト ディパーチャー」。
1996年にSFCで発売されたスペースオペラ。今回は元々SFCで開発に関わっていたトライエースは関わらない形でのフルリメイクになる。
SFC版では容量が制限されていたために、様々な不要なチップスやバグが散見されていたが、PSPになったことで容量面を気にしなくてもよくなったので、そのような点は解消されるものと思われる。
それだけでなく、グラフィックが3Dで描き直されており、フルボイス・新シナリオ・新キャラクター・Production I.Gが担当するアニメーションが追加され、下手をしたら新作のような雰囲気をかもし出している。
最後は「はじめの一歩 PORTABLE VICTORIOUS SPIRITS」。
週刊少年マガジンで長期人気連載を続けているボクシングマンガがPSPで登場。これまでPS2で人気シリーズになっているだけに、注目度も高いだろう。
原作に沿った展開と総勢40名以上のキャラ、さらに原作でも実現していない対決がマッチメイクできたり、アドホック機能を使った通信対戦などPS2でのメリット+αの機能が追加されている。
携帯ゲーム機編 結論
DSは意外にもテレビ番組のタイアップが多い。しかしながら、本格的なRPGも楽しめるので、偏った年齢層にというふうではなく満遍なく楽しめるラインナップになっている。
逆にPSPは硬派かつ若者向けのラインナップが目立ち、偏り気味。しかしツボは突いているので、瞬間的に売れていくと思われる。