ここからはPSPのオススメソフトの紹介です。
先月内でも触れましたが、今月には新色のディープレッドが登場。ゲームパックだけではなくワンセグチューナー付のワンセグパックも出るだけに俄然PSPに注目が集まる可能性が出てきています。しかもDSと違い、チューナーが一般販売している点が強みになってくるかもしれません。
と、それに引っ張られて注目ソフトの多いPSPですが、ファーストパーティーのSCEがとにかく光っている。
シリーズモノだと「みんなのGOLF ポータブル2」。
PSPでは約3年ぶりの続編。無線LAN対戦の他にも、やりこむことでキャラが成長したりパーツがゲットできるチャレンジモードが前作よりも強化されている。
それ以外にもキャディーも含めたキャラ数(キャディーの中には中尾彬さんがモデルになっているナカオさんが新規登場)・収録コース数がこれまた前作よりも多くなっている。
そして今回SCEが力を入れているオリジナル作品の一つで、特に注目したいのが「勇者のくせになまいきだ。」。
なんと主人公は魔王を操る破壊神。地底奥深く棲む魔王が、複雑なダンジョンを作り出し、そこに強力なモンスターを生成して来るべき勇者を討伐するシミュレーションゲーム。
このゲームで面白いところはモンスターには食物連鎖があり、最初掘ったところには食物連鎖でいけば植物などの最弱なレベルにあたるモンスターが登場。養分(魔力)の濃度が濃い土を掘ることでさらに上位のモンスターが登場し、既にできている弱いモンスターを捕食し強化していく。その強化したモンスターが魔王捕獲のために馳せ参じた勇者を撃退していくという流れ。
ゲーム画面が往年のファミコンのようなドット絵になっており、また出てくる勇者達が同じく往年のRPGをよく知っている人達なら思わずにやりとできるフレーズが出てくるので、かなノスタルジックに浸りながら楽しめそうな作品。
サードパーティーも今回はすごい作品が目白押し。
その中で注目は「涼宮ハルヒの約束」。
元々はライトノベル発。テレビアニメ化されたことで驚異的なヒットを飛ばし、そのおかげで第2部の制作も決まっている作品。
今回の作品はアニメの製作に関わった人達が関わっているので、アニメに近い感覚で楽しめるようになっている模様。
学祭が前日に迫っている中で、ハルヒによっていつもの日常と少し違う日常に放り込まれたキョンが学祭で上映する映画を完成させていくアドベンチャー。
作品中の会話の流れによって、キャラの表情・しぐさが豊かに変化するシステムを構築しているので、見ていて飽きが来ないようになっている。
ちなみに、そのシステムを応用した待ち受け画面付ボイスクロックがPSPを介してできるようになる(限定版の特典の中には新型PSPをボイスクロックとして使うのに最適なスタンドが同梱される)。
もう一つ注目すべき作品は「サイレントヒル ゼロ」。
これまでのサイレントヒルシリーズの最も古い時間軸にある作品で、この作品を解いていくことによって、サイレントヒル誕生の謎が解けるとのこと。
単なるホラーアドベンチャーとしての側面だけでなくパズル的な謎解き要素が新たに加わり、手強くなっている。
次回はPSPの残りの作品を紹介。