2007年12月06日

レコゲー2007 12月 年末商戦スペシャル 携帯ゲーム機編①

さて、ここからは携帯ゲーム機での注目作を紹介。


年末ということで、こちらも注目作が目白押し。しかも据え置き機とは違い、帰省先等に持ち運びができるのと単価が基本的に安いので、数本まとめ買いすることが多いわけです。さらに気軽にできるので、家にいる時でも時間があればすぐに遊べるなんてこともあり、最近では稼働率が据え置き機よりも高いなんてデータもあるくらいです。


そんな携帯ゲーム機、まずはその要因を作り出した絶好調なDSの紹介。
DSはゲームソフトだけではなく、辞書・事典代わりや旅先に持っていって使う実用向けソフト(ガイドブック・会話集など)、脳トレに代表されるエデュケーションモノ(教科書の参考書も含む)と大きな3つのカテゴリーが等しく出ています。それゆえか、どの年齢層にウケるソフトも多いわけですが、やはりキモはゲームソフトになってくるのではと。


その一番の注目作は「ファイナルファンタジーⅣ」
スーパーファミコン黎明期に当時の最高技術だった回転縮小の技術をいとも簡単にやってのけ、ファミコン以上に描画力の上がったグラフィック・表現力の上がったサウンドを利用して、まるで映画を見てるような(といってもムービーではなくドット絵を自動で動かすレベルだが)感覚にまでゲームを深く進化させた作品でもある。

基本はスーパーファミコンやPS版になるものの、DS版が出るにあたり、以前出たFFⅢと同じく3Dグラフィックに変化されているのが最大の特徴。また世界観が再構築されるとのことで、シナリオの一部が変更される可能性があるなど今までの作品と一味違ったふうになるかもしれない
戦闘でもアクティブタイムバトルが戦略的なり、下画面に敵の弱点が掲載されるなどDSの機能をフル活用している。
また、主題歌(テーマソング)が新設。公開オーディションが行われ、北海道出身の女性がグランプリになって歌うことになったのはご存知の方もいらっしゃるかと。
既に4回のリメイク(SFCでのイージータイプ・PS・ワンダースワンカラー・GBA)がなされ、16年リメイクされていなかったFFⅢと比べると新鮮味に欠ける面があるかもしれませんが、DSでほぼ新作に近い形での発売ということになれば、FFⅢのような爆発的なヒットになる可能性も出てくるので、発売後の動向にちょっと注目しています。


同じく注目作として「テイルズ オブ イノセンス」
テイルズシリーズ最新作で、今回は音声やムービーが携帯ゲーム機とは思えないほどの量にまで詰め込まれるらしい

今回はディメンション スライド リニアモーションバトルシステムというテイルズ オブ ジ アビスやテイルズ オブ デスティニー、そしてテイルズ オブ レジェンディアでのシステムの利点を組み合わせた物が使われている。
また完全3D化されているため非常に大きな空間でダイナミックな戦闘が楽しめる
そして覚醒という新機能が搭載され、積極的な攻撃や効率的な防御を行ってテンションゲージをマックスにすると、攻撃力や呪文詠唱速度が一定時間著しく早くなる
なお、主題歌はKOKIAが担当。特に香港・台湾で特に人気があり、日本でもヒットソングを多く出す実力のあるシンガーである。


そしてこの時期になると登場してくる野球ゲーム「パワプロクンポケット10」ももちろんある。
パワプロクンポケットシリーズ初の3Dグラフィックになっており、試合形式も従来のものに加えカードバトル形式のものも収録。またWi-Fiによる通信対戦や2種類のサクセスモード(一つは従来と同じようなモード。もう一つはRPG風になっている)も搭載されている。


コア向け作品だと、「サンライズアニメ漬け ボクの常識 キミの非常識-Vol.1-」
過去のサンライズ作品から、放映データ・あらすじ・キャラ・メカ・用語解説などの画像や解説文を多数収録したファンにはたまらないデータベース集。マニアックな段位テストも付いてくる。
主な収録作品は機動戦士ガンダム・舞-HIME・OVERMANキングゲイナー・無敵超人ザンボット3・カウボーイビバップ・装甲騎兵ボトムズなど9作品。


最後は「SuperLite2500 クリムゾン・ルーム」
インターネットのフラッシュゲームやケータイアプリでヒットを飛ばした謎解きアドベンチャー。色の付いた部屋から脱出するのが目的。
見た目は一世代前のPCゲームライクで非常に硬派。骨のある作品をじっくり楽しみたい方にオススメ。

今作品にはタイトル名にもなったクリムゾン・ルームの他に、ビリジアン・ルーム、ブルーチェンバー、ホワイトチェンバーの全4作を収録


とりあえずまずはここまで。
次回はDS後編。コラボ物で固めます。



Posted by alexey_calvanov at 22:17│Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

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