2007年11月23日

ASH アルカイック シールド ヒート⑥

今回でラストになるこのゲームの攻略もどき(笑)。
終盤は結構激烈な戦いが続き、正直ハードです。しかし、レベルをマックスぐらいまで上げておくと、少しは楽になるのかなと思いますが、それに追いつかないくらい敵も出てくるので、気が抜けないことをあらかじめ言っておきましょう。


ではポイント解説。


チャプター25はサムネルシアには着いたものの、巡洋戦艦が大破。ここから先は城まで歩いていくことに。
城の目の前まで着いたところで敵に襲われ、少しずつ先に進むごとに敵がわんさか出てくるので、無駄な消費を避けていくこと

またここでは即死攻撃のあるデスイーグルが多く、かつ全体攻撃が強力なミミックが出現してくるので、気をつけるべし


チャプター26では再びサムネルシア王が出てくるものの、攻略法は以前と同じ。気にすることなく倒せるだろう。


チャプター27でもサムネルシア王が登場。ここでも対策は同じなので割愛。
しかしながら、サムネルシア王を倒すとザコキャラが大挙出てきて、かつそれを全て撃破した後に巨大機導兵も出てくるので非常に厄介
この巨大機導兵も攻略法は同じ。水属性のマジックで敵を冷却し、そこから集中砲火が基本。

巨大機導兵を倒した後、ダンとクットロランがサムネルシア王とバミュガランにマインドコントロールされてしまい、パーティーから離脱。その後三度ザコとの戦いになりますが、ここで一緒に出てくるダンとクットロランは叩かずにザコを一掃すること。ダンとクットロランはそう強い敵ではないが、仕掛けられると厄介なので、早めに雑魚は一掃しよう。


チャプター28では早く目的地に向かえば被害は少ないものの、敵が進むごとにわんさか出てくるので、確実に倒しながら前進したほうがじっくり攻めるよりも楽かも。しかし、前進しすぎて孤立しないようにすること


チャプター29はチャプター13の時と同じ。アイシャ1人での行動になるので、そこに注意すれば、あとはイベントを眺めているだけでいい箸休め的チャプター。
このイベントの後、マリティの母でもあるエースシン女王が仲間になってくれます。強力なブラック&ホワイトマジシャン(ドラクエでいう賢者的扱い)なので、即次のチャプターで最前線に送り込みましょう。


チャプター30は同じ面構成の城内を5ターン以内に突破することになりますが、敵が半端なく出てきて強いので、マックスに上げても結構きつい。
出せるユニットも4つにまで増えるものの全く追いつかないので、灰の戦士がやられるのを覚悟で強行突破すること。
できることなら宝箱も空けられればいいが、シチュエーション的に厳しければあきらめることも選択肢として持っておこう


最終チャプターはバミュガランとラスボスとの戦闘のみ。
バミュガランは弱点属性を変えてくるので、勘で叩くしかない(見抜けるアイテムが存在しないため)。
そのため全体的に苦しい展開に追い詰められるので、エリクサー等の高回復アイテムを惜しみなく使おう。なお、エリクサーは店で買えるアイテムではないので、無駄遣いしていないとは思いますが、もししていた場合、相当厳しくなることを覚悟しておくこと。

バミュガラン撃破後にラスボスとの戦闘。
ラスボスは攻撃開始時に仲間にかけている補助魔性を外してしまうので、事前にかけておいても無駄になるので注意。
とにかく強力な攻撃を仕掛けてくるので、入れ替わり立ち代わり出撃ユニット総出で攻撃するか、1ユニットしか使わない場合、3人のうちの1人を回復専任にする(たいていはホワイトマジックかエースシン女王)。
決して無茶はしないこと。危ないと思ったらやり直してもいいので。


最後に仲間になるユニットの紹介。


エースシン女王(ホワイトマジック/ブラックマジック扱い)
ホワイトマジックもブラックマジックも使える超強力ユニット。
ホワイトマジックの補助魔法がないのが唯一の難点だが、回復だけでも魔法力が高い分十分使える。ラスボス戦の主力としても使えるだろう。


さて、この作品、新しい試みをしているシミュレーションゲームなのだが、非常に消化不良に終わった感がある

確かにやっていて面白いし、プロデューサーの坂口さんの死生観が見事に表現されており、彼のプロデュースした作品をプレイしている人間には非常に共感の持てる作品かもしれない。
グラフィックも携帯ゲーム機としては合格点。かつ特殊効果もあり、下手な据え置き機よりも作品性は高い
しかしながら、シミュレーション部分が消化不良で、バラバラに行動できる点はいいのだが、少しでも味方が進んで戦闘に巻き込まれると、遠方の味方にも大きく影響を受けるのはいただけないし、味方の侵攻を抑える手段が物量作戦、つまり力によるごり押しなのは時間の浪費に終わり、作品をつまらなくさせる遠因ではないかと思う。

シナリオも敵の使いまわし(バンク状態)に陥りやすく単調になっているのも気になるところ


結局発想はいいが、上手くまとめ切れなかった感がある。
違う形での続編でもいいので、そのあたりを上手くブラッシュアップできれば、店頭で投げ売りまでされる事態には陥らなかったのかもしれない。


ASH アルカイック シールド ヒート
5800円

任天堂とミストウォーカーの坂口博信がプロデュースした新しい形のシミュレーションRPG。

APというポイントがある限りチームタクティクスという最大3人の仲間と一緒に戦闘ができる。シミュレーション的な要素とRPGのパーティープレイが密接に絡み合った形のゲーム。
作品としては演出面・エフェクト面では携帯ゲーム機とは思えない作品に仕上がっているが、無駄に長いシナリオ部分が散見され、戦闘の一部には理不尽な形でやられてしまう面も少なくなく、新要素を上手く使いこなしきれていない一面も垣間見える

しかしながら、今までの携帯ゲーム機の中にはない歯ごたえはあり、シミュレーションにある戦略性が異常に高い作りにはなっていないので、RPG好きなら意外に気軽に遊べる作品でもある。


さて次回は、あのゲームかドラクエⅣ
下手したら併行していく・・・かも(爆)。



Posted by alexey_calvanov at 23:39│Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

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