2007年11月09日

冬の新機種出揃う2007 au編④

au編最後はCDMA1X機種の紹介。
CDMA1Xは実は旧体制(関東・中部はIDO系、その他地域はセルラー系)の料金プランを引きずっていたんですが、買い方セレクトの始まる11/12以降の契約時にはWINの料金プランに統合されることになりました(ただしサポートプランは継続移行後もガク割は残る)。
まだまだ新機種が出ている現行モデルとはいえ、現在の主流がWINになっていることを考えれば納得のいく決定ですし、将来的にはこの機種も廃止になっていくのだと思います(ただ元々第3世代機種なので、早急に廃止する必要性もない)。
では機種の紹介です。


⑧A5529T
「親切・簡単・安心」の各種機能を盛り込んだ機種。形は丸みを帯びている。
東芝ではおなじみのドームキー(「でかキー」)、発着信・アドレス帳・文字入力時に大きく表示できる「でか文字」、アイコン表示を大きくできる「でかピクト」、うるさい場所等ではワンランク上の音量に設定できる「でか受話音量」、最大93デシベルの大音量で着信音を鳴らす「でか着信音」など6つの『でか』機能を軸としている。
その他、緊急時に利用できる大音量ブザー・最大3つまで記憶できるワンタッチダイヤル・機能の使い方を壁紙で知らせるアシスタント壁紙、そして外部メモリなどが搭載されている。

個人的感想
1Xモデルのメインターゲットの一つシニア層に絞り込んだフレンドリーかつユニバーサルな機種
見た目がドコモで出されている「らくらくホン ベーシック」に非常に似た丸みを帯びた(まるで石鹸のような)形に仕上がっている。
それだけでなく、かなりの使い勝手の良さから推測するに、このシリーズを意識していると思われる。
利用できるか否かに関わってくるが、外部メモリと赤外線通信が付いているので、単なるユニバーサルケータイには終わらずにその先のこなれた時に使える機能も充実しているのは大きい。


⑨簡単ケータイ A1407PT
およそ1年ぶりになる韓国パンテック社製のケータイ。
ケータイ搭載機としては久しぶりになる骨伝導スピーカーが搭載
でか文字・でかキー(ドームキー)・ワンタッチキー・赤外線通信機能を搭載。

個人的感想
本家韓国での経営状態が思わしくない中、新機種を開発・発売したことにまずは敬意を表したい。かなりの逆風の中で参入した日本市場で、ここまでブラッシュアップし日本人の好みに合わせられる適応能力の高さに脱帽。
さて、今回の機種はもう3年ほど前になるツーカーのTS41の生き写しではないかと思えるくらいそっくり。
しかしながら、あの頃のモデルとは違い、押しやすさ・使いやすさの面でははるかに今の機種のほうが上。現在では別売りで骨伝導スピーカーは販売されているが、やはり機種の中に組み込んでおけば、かかるコストも抑えられると思う。
ぜひとも骨伝導対応機種がなかったということで移行を渋っていたツーカーユーザーに薦めたい機種。もちろんメインターゲットになる限りなくシンプルな機種が欲しいシニア層にも薦めたい。
惜しむらくは、A1000シリーズなのと色がホワイトの単色展開なこと。定番色でもよかったので、ブラック・シルバー・ピンクなどの多色展開が欲しかった。


次回はソフトバンクモバイルの機種紹介です。



Posted by alexey_calvanov at 23:41│Comments(0)TrackBack(0) ケータイ系 

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