据え置き機編、最後は独自路線が絶好調なWiiのソフト紹介です。
任天堂は毎年ゲームショウには参加していないので、新作紹介は基本的に企業・マスコミ向けのカンファレンスのみになるんですが、今年のカンファレンスはすごかった。
まず以前から話のあったマットレス型コントローラーが遂に登場。エクササイズや体重計等の機能を組み合わせたソフト「Wii Fit」がお目見え。これまで以上に体感ゲームの側面が強調されたばかりでなく、これまで弱かった20代~30代の女性ユーザーにも大きく浸透しそう。
また、このマットレス型コントローラーでまた新たな遊びがクリエイトされそうなのではないかと思うと楽しみでなりません。
そして衝撃的だった「モンスターハンター3(トライ)」のWiiへの電撃移籍。これまでPS2で展開されていただけに、どういうふうになるのかが楽しみなのと、これまた弱かったティーン層への請求力が高まる可能性が出てくるわけです。
もしかすると携帯ゲーム機のモンスターハンターも移籍の可能性が出てくるため、これから先のモンスターハンターシリーズの動向が気になります。
では、今月の注目作なんですが、今月はダントツでこれ。
そう、スーパーマリオギャラクシー。
Wiiリモコンで操作するマリオシリーズ最新作。
今回はもう一つWiiリモコンがあると、マリオのサポート(もちろん邪魔も)できるアシスト機能が搭載。
また取ってきたスターリストをWiiの伝言板等に送って情報交換に使うツールとしても利用できる(要ネット通信環境)。
それ以外でも侮れないソフトが目白押し。
その1:バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ
バイオシリーズ最新作。先月発売されたWiiザッパー対応ソフト。
バイオシリーズ(0・1・3)の裏側と3・4の間に起こったアンブレラ社の崩壊を描いていくFPSタイプのガンシューティング。
丁度劇場版バイオハザードの最終作、「バイオハザードⅢ」が公開されているので、映画との相乗効果でこれまでよりも注目度が高くなっていると思う。
その2:スイングゴルフ パンヤ 2ndショット!
ストローク・マッチプレイのほかに、すごろく上のフィールドにいるライバルと対戦して、勝つとコスチュームやアイテムをもらえるツアーモードが搭載。
また、各キャラにボイスが追加。さらに発売元のテクモのゲームキャラのコスチュームが手に入ったりPC版の連動も行われるとのこと。
その3:マリオ&ソニック AT 北京オリンピック
マリオとソニックがオリンピック種目で対戦するクロスオーバー作品。
・・・元々舞台になってる北京(中国)では、パチモノでソマリとかマリオVSソニックなんてのもあったようなところですから、初出の時には一体どこのパチモノかと(爆)。
収録競技種目はトラック(100mや110mハードル、走り幅跳びなど)・水泳・卓球といったメジャーなものから、トランポリン・フェンシング・ボートといった日本ではややマイナーなものまで様々。
・・・ところで、ソニックって泳げなかったんじゃなかったっけ?わさわさと泳いでるシーンが最近出てきたんですけど・・・(核爆)。<救命胴衣が必須だそうだ。
据え置き機編 結論
どのハードでも面白そうな作品が並び、ある意味年末商戦の前哨戦に見えてくる。
複数ハードで出る作品に関しては、今持ってるハードで揃えるのが無難だが、値下げになるいい機会でもあるので、これを機に新世代機に鞍替えというのもいいかもしれない。
次回は携帯ゲーム機の紹介。もう腐ってもドラクエだから(笑)。