まだラストステージは幕引きにならないようだ。
これまで当たってなかったパナマの大砲、セギノール選手の3ランホームラン。中押しになる4回の鶴岡選手のタイムリー2塁打。そしてダメ押しになる5回の稲葉・セギノール・高橋信二・工藤選手の4連打と小谷野選手の犠牲フライでさらに追加。
悪いなりにもダルビッシュ選手が抑え、そして第4戦のショックを引きずりながらも、それを必死に振り払うかのようにマイケル中村選手が最後のバッター橋本選手を三振に切って取った。
首脳陣と選手とファンと、そして何より多くの道民と一緒になってつかんだ2度目の日本シリーズ出場権。その重みの詰まった優勝旗を持った田中幸雄選手。彼は夢の続きを見せてくれ導いてくれる立役者だったと思う。
そして、共に死闘を戦い抜いたロッテナインとのノーサイド。
全ての選手と首脳陣が握手を交わし、抱擁をし合い、談笑し、互いをねぎらい称え合っているその姿に感動を覚えなかったものはいないだろう。かくいう私も目頭が熱くなった。
記者会見の後のビールかけ。
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特に、そこの一等兵の格好してたやつとスパイダーマンとそんなの関係ねぇ~オッパッピやってた外国人選手は、だ(笑)。
まぁ、でもね、今年は本当に大変なシーズンだったから、あれだけはしゃいでたがが外れるのもよくわかる。
しかし、まだ夢の続きが残ってる。英気を十分に養ったなら、次の夢を見せて欲しい。
最後にセ・リーグももちろん面白いが、パ・リーグの野球はもっと面白いと思う。
かつて新庄さんが言っていた「これからはパ・リーグです」という意味がやっとわかった。この一連の試合なんだな、と。