残ったのはPS2ですが、相変わらずラインナップが多い。
PS3が出てもうすぐ1年経とうとしているのに、いまだにPS2頼みなのは、いくらPS3のラインナップが増えたとはいえ困ったものだと・・・。
それでも円熟期を迎え、脂がギトギトに乗り切ったラインナップはもう見てるだけでもおなかいっぱいになってくるくらいおいしそうなのも事実。やっぱすごい。
そんな10月の最注目な作品。最初に紹介した2作品を除いてだと、ゴッド・オブ・ウォーⅡ 終焉への序曲かと。
前作がスマッシュヒットした作品で、GTAと並び洋ゲーの価値観を変えた作品でもある。
相変わらず硬派な作品なんですが、パズル要素も強く日本のぬるいアクションゲームにはもう飽きた人にはオススメできるものの、あまりの硬派さに付いていけないかも・・・。
同じ硬派でも日本人に慣れ親しんだもののほうがいいというなら、セガエイジス2500シリーズ Vol.31 電脳戦機バーチャロン。
90年代のアーケードを沸かせ、家庭用でも大ヒット。最近ではスパロボのキャラ参戦も果たしたバーチャロンシリーズがセガエイジスシリーズで蘇る。
当時の筐体MODEL2を完全再現。アーケード版の57.5フレーム再現だけでなく60フレームバージョンも追加。操作感覚も歴代のバーチャロンユーザーが実践して太鼓判を出したほど。
さらに当時なかったワイド画面にも対応し、視野がさらに広くなり分割対戦もしやすくなった。
またオンライン対戦はできなかったものの、LAN対戦が可能。ゲーセンの気分を家庭でお気軽に楽しめるようにもなっている。
もっと腰をすえたのがいいというのなら、シーマン2 ~北京原人育成キット~。
(PS2での)前作の登場からもう3年以上経つのだろうか?初めはドリームキャストで登場し、音声認識で奇妙な古代生物シーマンを育てるというバーチャル育成シミュレーション。
シーマンとのやり取り(強烈な毒舌)が滑稽で面白いという印象が強い人もいるだろうと思う。
その育成キットが北京原人を育てるバージョンで登場。人面魚から最後肺魚みたいな形になっていったシーマンの最終進化系ではないかと思ったら、全くの別物らしい。
プレイヤーはいわゆる神みたいになって、火を起こすために雷を落としたり、作物を実らせるためにヒーターで温度を上げ育てたり(このヒーターというのが電池仕様なので、切れたら買って補わないといけないのが現実的で世知辛い)と結構大変。
まぁ、「巨人のドシン」(注:ゲームキューブで出た同様のゲーム。主人公ドシンという神を操る)みたいなゲームが好きな方にはオススメ。
残り2つはファン向けの作品。
前者はギターフリークス&ドラムマニアV3。
基本はアーケードの同作品の移植。ただもちろん家庭用オリジナルの曲も収録されるほか、最新作V4の曲が先行収録されたり、同作品の連動企画も用意されている模様。
後者は起動新世紀サイバーフォーミュラ ロード トゥ ザ インフィニティ4。
おなじみサイバーフォーミュラシリーズの最新作。OVA等が出てないのに作品だけは出てくる驚異的な作品。
ただ、シリーズを追うごとに作品の評価が落ちているのが気になるレースゲーム。特に古参の多いファン向けということで大きく抑えておきます。
今回は硬派な作品群だったので、次回は軟派な作品群を(爆)。
サイバーフォーミュラはその入口ということで(核爆)。