今回前後編に分けて紹介しようと思いますが、あまりにアレな作品かつコアな方々以外全く持って置いてけぼりになるので、そうなりそうなら早々に退散したほうが己(おの)が身のためです(爆)。
というわけで、ここまで言っておけば大丈夫かと思うので進めます(核爆)。
前編で紹介するのは、メガドライブの最凶ソフトで、最下位帝王をもぎ取った「ソード・オブ・ソダン」(又の名を帝王ソダン。以下ソダン様)をクリアまで、しかもノーミスで越えたという拷問・・・もとい超人的攻略ビデオ「ソード・オブ・ソダン 攻略DVD」です。
まずはパッケージから。
もうパッケージからしてやりやがったな!
そうか!SOS団ってソダン様を表す言葉だったんですね(ギャハ)!こりゃ超監督もびっくりだ!
で、まぁ、この場を借りてソダン様の詳細な説明をさせてもらうと・・・。
元々はアメリカで発売されたアクションゲーム。いわゆる洋ゲーだったわけです。
今でこそ洋ゲーは高い難易度ながらも卓越した完成度とマニアをくすぐるやり込み要素たっぷりな展開で急速に支持が拡大されていますが、このゲームに関しては、古き 悪 し き 洋ゲーが無駄なく詰め込まれている作品となっております。
あまりにもアレなグラフィックと操作性にBGMさえもないゲーム内容。おまけにトチ狂った難易度だけが突出していたおかげで瞬殺的にクソゲー一本釣り。
ネットもない当時、月刊誌だったBeep!メガドライブであたかもネットの祭りのように、加速度的に広がり、前述の通り、最下位帝王に君臨。
時々その座が脅かされそうになっても、親衛隊が対抗馬に10点満点というじゅうたん爆撃を仕掛けるという異様な状態にまで引き寄せたほどのインパクトがありました。
なお、この座(ユーザー平均評価点という意味で)は、セガサターンで出たデス様こと「デスクリムゾン」まで破られることはありませんでした・・・。
・・・まぁ、ここで御託並べてもわかってくれないだろうから、画面見て一発でわかってもらおうか。
以下そのゲーム画像。同作品より抜粋。
こんな超人プレイ、私には無理です(ギャハ)!
ラスタースクロールで何かうねうねしてるなぁと思ったら・・・。
何このマイケル・ジャクソン(左)!?何この変にイケメンなハリソン・フォード(右の影の薄い人物(笑))!?
・・・あ、一言言っておきますが、左の方は女性です。●カマではありません(爆)。
ちなみに、セガ発売(海外での発売はエレクトロニック・アーツ(現EA))のこのゲーム。
セガ発売の作品の場合、当時のCMで流れたセーガーの音声合成やセガロゴがきらきら光る演出(もしくはそれらのどれか一方)があるのだが、この作品は1秒たりともないことを謹んで申し上げる(笑)。
また、このタイトル画面の時とハイスコア登録の時だけBGMが流れる(ただし流れるのは同じ(汗))。
コロコロ変わる顔の作り。
まるで(以下自主規制)。
そうそう、左の人がボルダン。右の方が●カマ・・・じゃなかったシャルダン。
花のにおいは香りません(謎)。毒電波は香ってますが(爆)。
ローカライズはやってません。
でもそんなの関係ねぇ!(以下2回繰り返し)
※はい、オッパッピー!
チントンシャンテントン。(以下2回繰り返し&※に戻る)
ボルダン・シャルダン同じ手だ。
でもそんなの(以下略)。
ここまでBGMは全くありません。唯一の音はチョイスした時に出るビープ音のみ。
で、ゲーム画面はどんなのかというと・・・。
何じゃごりゃあ~~~!!!
画面ではわかりにくいのですが、何か普通に前進のはずがムーンウォークを決めてるような歩き方してます。
青空の中に、いけにえなのか罪人(ここで言うなら反逆者)がガイコツになってピーチクパーチク小鳥のさえずる中・・・ってBGMねぇのかよ!
・・・失礼。晒されてるのはいいんですが、普通ガイコツになったらバラバラになって地面に落ちねぇか?
そんな物理法則の無視は、まるで砲丸投げの砲丸のようにジャンプする姿を見れば納得できるはずです(しかも前方の敵は越せない(核爆))。
進んでいくと敵が出るのは当たり前。
それをへっぴり腰で突いていくのも当たり前。
なお、このへっぴり腰突きが最強らしい・・・。
さらに先の面に出てくると、こんなお方が出てきます・・・。
巨神兵がドーン!
この敵、このゲーム中1・2を争う最強の敵で、唯一上段斬りでないと倒せないやつです。
そんな中、シャルダンはへっぴり腰で上段斬り上段斬り上段斬り・・・。
すると、ある程度ダメージを与えると前のめりになってくれます。
そこにすかさず、頭の部分を上段斬り上段斬り上段斬りすると・・・。
ギャーーー!!!
全年齢なのにクビチョンパ。こんなの今やったら確実に発禁処分モノです。
このアクションがあるがゆえに、いまだにWiiのバーチャルコンソールやXBOX Liveでの移植を最も困難にしているわけです。
とにかく、このプレイは超越しています。適材適所でドーピング(薬の効能)キメてますし、悶絶するほどの操作性をいともたやすく操っていたり・・・。
ネ申です、このヒト。
ちなみに、このゲーム全7面。
かく言う私も、昔むかし超クソゲーを買って遊んだクチで、5面の溶岩トラップあたりまで何とか進んだ経緯があります(しかもドーピングの意味合い全く知らずに(爆))。
・・・これ見たら、また引っ張り出したくなってきた。