たまたまFMでフラッシュニュースを聞いていたら、日本ハムの話題が立て続けに入ってきた。
一つは、トレイ・ヒルマン監督が今シーズン限りの退団を申し出ていること。もう一つは、日本ハム一筋22年プレーしてきたミスターファイターズこと田中幸雄選手と球団側が来季の契約を結ばずコーチとしての契約を要請(事実上の現役引退)したことを明らかにしたこと。
ヒルマン監督に関しては、これから多感な時期を迎える自分の子供と一緒にすごす時間を持ちたいとのことで退団するとのこと。田中選手に関しては、球団の要請を受け入れるそうだ(本人自身も他球団でのプレーを望んでいないということをインタビュー中に明らかにしている)。
まず、ヒルマン監督には、成績の良い中での退団は誠に残念だが、常勝球団に育ててくれたことに感謝したい。
特に今年は岡島選手がいない、小笠原選手がいない、そしてSHINJOさんが引退という苦しい中でのスタートになったものの、脅威の粘りで首位を奪還(9/8現在維持)。その賜物の交流戦12連勝を含めた14連勝(同現在球団新記録)も記憶に新しい。
以前は大味な野球をすることが多かったが、日本の野球がわかってからは、堅守と少ないチャンスを確実にモノにする采配が非常に光っていたと思う。
田中幸雄選手には、苦しい時も日本ハムを支え続けてくれたことに感謝したい。その辛く苦しい時代を戦い抜いた経験が昨年の日本一に繋がったのだと思う。
恐らく来年以降コーチでの活躍になると思うが、22年の経験が必ずコーチになっても生かされると思う。後進の選手達にミスターファイターズの心意気を伝えていただきたいと思う。
両者とも本当にお疲れ様でした。再び北海道に日本一の優勝旗を持ち帰って、有終の美を飾って下さい。