2007年09月03日

レコゲー2007 9月 据え置き機編 PS2編

いよいよゲーム業界4大決戦の一つ、9月になりました(他は3月・7月・12月だと思う)


この月は上半期の決算月という意味合いだけでなく、月末に控えている東京ゲームショウを占う上でも重要な月になってきます。
ラインナップでわかるかと言われそうですが、ここでいい作品を揃えて来れるということは、逆を言えばこれから先、特に年末や来年の作品に十分な戦力を割けるということでもあるわけです


決算といえば、この前、ラジオ番組の「林原めぐみのハートフルステーション」の中で、セガの竹崎さん達が「何も決算の時期にみんながブワーっと出して共倒れみたくなるんだったら分けて出せばいいのに、この時期に少しでも稼いでおこうという大人の事情が垣間見えるんですよね」的な発言で盛り上がってましたが、そうか企業側もある意味わかってやってるんだな・・・と改めて思いましたね。

正直、決算期は上手くずらせられないものなのかなと思うところもありますが、一応3・9月じゃないところはあっても、日本の商慣習上、決算じゃなくても出さないといけないという何ともしがたいものがあるんだなぁと思えてなりません。


そんな中のラインナップ。
相変わらず携帯ゲーム機、今回はPSPが新型本体を出すせいか充実しています。逆に据え置き機は控え目。10月のほうが多いのは竹崎さん達の意見を最近は考慮している企業が多いんでしょうか?はなはだよくわからないですなぁ・・・。


閑話休題。
まず、アクションでオススメしたいのは2点。


ひとつはグランド・セフト・オート・リバティーシティー・ストーリーズ
既にPSP版がリリースされている状況で、PSP版の最大のウリだったマルチプレイが搭載されていないが、家でじっくりという人には待ってましたと言ってもいいだろう。
さすがにケーブルつないで大画面でという手間やバッテリーの心配なんか関係ねぇという小島義雄さんばりのユーザーはPSPで十分なんでしょうけど、個人的な部分もありますが、やはりコントローラーでやるほうがしっくり来るんすよね・・・。
あとは、PSP版の時にも書いたんですが、PSP版とPS2版の連携が欲しかったなぁと

もう一つはBLEACH~ブレイド・バトラーズ2nd~
少年ジャンプの人気連載で、テレビアニメも絶好調な作品。ゲームでも原作を生かしたアクションゲームで登場となっているわけです。
ゲーム内容はオリジナルを追求し、原作の外伝的なオリジナルストーリーモード、ミッションクリア型のバトラーズモード、そしてチュートリアル
特にバトラーズモードとチュートリアルが充実しており、バトラーズモードは得意なミッションから攻めることもできるばかりでなく、協力プレイができたり、200以上のミッションがあったりとボリュームも多い
チュートリアルも初心者から上級者まで幅広いユーザーをターゲットにしているところも好感触


アクションだけじゃなくRPGもという方は、「ファンタシースターユニバース イルミナスの野望」(PS2・PC)。
丁度シリーズ20年ということで、記念的な作品になってますが、内容は初代のころとはまったく違い、オンラインアクションRPGになっています。
前作の続編ということで、前作のプレイは必要条件に絡んでくるかもしれませんが、やらなくても始められるように配慮はされている模様。
アクションシーンの変更・見直しやキャラクリエーション・敵キャラ・ステージの追加等、前作の不満点をブラッシュアップ。
またファンタシースターオンライン(PSO)の衣装やステージも加えられ、PSO時代からネットプレイを始めたユーザーにはちょっとノスタルジーに浸れるかもしれない(ちなみにPSOが発売されたのは今から7年前)。
前作の不満点といえば、ネットプレイの不備が指摘されていますが、今回これが露呈されれば、かなりセガのオンラインプレイゲームに不信感が募りかねないので、何とか十分なサーバーの確保をお願いしたいものです。


あとこの月ではギャルゲー・ボーイズゲー系が目立っていることか。


その1:ななついろ★ドロップス Pure!!
この作品はPCからの移植版今年の夏にはアニメ化もされ絶好調
ジャンルはなめた名前になってますが(笑)、立派な恋愛シミュレーションゲームです。
PCでは攻略できなかったサブキャラが攻略可能になったことが大きなポイント。

その2;最終試験くじら・アライブ
これまたPC版の移植。ダ・カーポ等を販売しているサーカスの作品。
発売したのが2年前(発売が2004年の年末なので、もうすぐ3年前)で作品的にも古いが、根強い人気でこのほど移植が決定。
8月下旬からはアニメがインターネットで配信開始ということで、これまた注目度が上がっている作品。
街中に鯨が浮かんでるという不思議な世界が舞台のギャルゲー。

その3:金色のコルダ2 アンコール
いわゆるネオロマンスゲームで、2の続編
卒業間近の1・2月が舞台。前作のクリアデータを持っていると、恋人関係で始められるというオマケ付。


次回は新世代機編です。



Posted by alexey_calvanov at 23:38│Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

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