それは、汎用ラジオ視聴型決戦兵器「トークマスター」である。<大げさ、それ。

中にはACアダプターと充電台、イヤホン(巻き取り式とネックストラップ式の2つ)、PCに録音したものを落とすためのUSBケーブル、コンポ等のライン録音用のオーディオケーブル、そしてFM聴取用のケーブルアンテナ。
色(詳しくは後述)は赤や黒もあるが、限定モデルで既に完売とのことなので、泣く泣く白に・・・。ちなみに液晶部分はモノクロ。
このトークマスター、名前のとおり、そして箱にあるテキストを持った女性が示すとおり、元々語学学習用のラジオである。要はNHK第2でやってる英会話講座をタイマー録音しておいて、レッスンテープ代わりにするという芸当ができる(そのためMP3・WMA(Windows Media Audio)等の録音方式がある)。
さらに自分の声を吹き込んで先生の声と聞き比べることのできるレッスンモード機能付(特許出願中)。それに派生してボイスレコーダー機能も付いている。
しかし、ラジオフリークには別の側面を利用することが多い。それは長時間のタイマー録音ができる機能。これで深夜放送や日中の仕事中で聞けない時に録音しておいて、起きた時、または家に帰ってからゆっくり聞く・・・ということもできる。またそのまま再生できるだけでなく、通常聞くのに支障のないレベルまでの倍速再生もできるので、今度は逆に時間のない時に一気に聞くこともできるという優れものだったりする。
このトークマスター、内蔵メモリは128MB・256MB・512MB・1GBの4種類あり、価格はその内蔵メモリの容量によってピンキリ。
私が買った1GBタイプのものは39,800円。私が躊躇していた最大の理由はまさしくその価格で、下手なゲーム機本体とソフトが余裕で買えてしまうからである。
しかし、コストパフォーマンスから鑑みれば、かなり儲けものになるかもしれない。深夜放送聞く機会多いし、日中聞きたくても聞けない番組あるし。<ダンベルババアでおなじみになったあの番組か?
なお、外部メモリ(SD)対応なので、安上がりに済ませる方法として、一番内蔵メモリの低いモデルにしてメモリーカードを最高の1GBにするという手段もある。
色に関しては、内臓メモリのタイプによっては黒・赤・シルバーと多彩な色が残っている場合もあれば、1GBモデルのようにもう白しかないものもあるので要確認。
ただ、このトークマスター、なかなか家電屋で置いてあるところが少なく、結局オンラインショップで注文という形に・・・。家電屋でも取り寄せは利くかもしれないが、オンラインで頼んだほうが確実かも。
発売元はサン電子。
ゲーム好きなら知っているかもしれないが、あの「いっき」や「デッドゾーン」を発売し、近年では、鉢植えに頭だけが埋まってる生首女を愛するという韓国発の奇妙奇天烈ゲーム「トマック(Tomak)」の移植に携わった会社でもある。
ただ、ゲームソフトの開発よりもパチンコ・パチスロ関係の開発やパチンコ・パチスロシミュレーターソフトの開発が主になっている。
それ以外ではモデムやUSBケーブル等のPC関連の周辺機器を作っている。
あ、もしトークマスターを頼む時、AMメインで聞く人はブースター付AMアンテナも注文しておくといいですよ。雑音の中で聴取する時に格段に違ってくる場合があります。