今日のコメント欄に以下のものがあった。
ブログ友募集中よかったら仲間入りしませんか私は聴覚障害者です
何というのか、私自身が小バカにされたような気分になったし、文中最後にある自らが聴覚障害者だから何してもいいでしょとも取れる文言を書いていることに猛烈な怒りを感じている。
すなわち、何が言いたいのかというと、(聴覚)障害者ならルール無用なことをしてもいい、咎められないんだよと言っているように思えてならないのだ。
まず、どのサイトにもルールというものがあるのだから、それに対しては従わなければならない。
例えば、クロスコメントを禁止しているところに対して、それを求めるようなことをしてはいけないわけです。
ここでは、記事に関係のないコメントをしてもらうのはやめてもらうようにお願いしていますし、そのようなコメントを残したい場合は掲示板というところがあるので、そこで書いてもらえばいい。
ただ、もっとタチが悪いのは、ブログ友募集のような募集行為だったわけで、それは掲示板でも禁止している。要するに、このコメントそのものがここで書いてほしくないものだったのである。
普通の文章だったら、ここまで記事にしてやろうなんて思いもしない。丁重にお断りをするだけだったかもしれない。しかし、先述にあるとおり、私は視覚障害者ですと、あたかも自分は障害者なので何やってもいいと思っている節があるように見えるからなのだ。
私自身は障害者と健常者は対等で、互いに尊重できる立場であってほしいと思えてならない。しかし、あのようなコメントを書く人がいるから、障害者に対する偏見や差別が消えないと思えてならないのだ。
健常者の側もより理解を深めようと様々な努力を払っている。障害者の側も一生懸命に自らの立場の苦しさ、無理解さを訴えている。しかし、今回のこのようなコメントが、今まで行ってきた互いの努力を無に帰してしまう。
誤解されないでほしいが、私は差別的にその人を見ているわけではない。その方があまりに無神経でルール無用に展開されていることに対して激しい憤りを覚えているだけです。
私の一番最初の記事までさかのぼってこのようなコメントを残せるくらいですから、ここのルールをしっかり理解してどういうコメントを残したらいいか、もしくは今回書いたコメントは場違いだということもわかったはずです。
とにかく私はその方に申し上げたい。
自らをかわいそうな障害者ですよというのをダシに、ずけずけと土足厳禁のところを敢えて土足で踏み荒らすような行為を他のサイトでもしないでいただきたい。
そして、他の立派な障害者の方々が血のにじむような努力をして健常者の偏見を取り除こうとしている行為に対して泥を塗るような行為をしないでほしい、と。