携帯ゲーム機、後半はDSです。
先述のとおり、雨後のタケノコのごとくラインナップされているんですが、とにかく面白そうなのは3本だけ。
実際にはもう少しあるんでしょうけど、少々クセのあるゲームや専門知識がないとやりにくそうなゲーム、そしていまいちウケるのだろうけど読めないゲーム等々ありまして・・・。
こう言っててもとめどがないので、進めて行きたいと思います。
まずは何と言っても、この時期に珍しく(?)ゼルダシリーズの最新作「ゼルダの伝説 夢幻の砂時計」がリリース。
任天堂の情報開発本部自らが製作という珍しい作品。
特徴的なのはタッチペンで移動や攻撃、仕掛けの作動などを行える点。タッチペンの使い方で幾重にも変化するので、ボタンアクションの苦手な人にも純粋に楽しめるかも。
スライドで障害物を動かしたり、ドラッグでブーメランの軌跡や航路を決めたりもするので、単なる初心者向けのゲームでもなさそうな面も見え隠れする。
しかし、今回のメインはWi-Fiを利用した通信対戦。逃げる側と捕まえる側に分かれ、逃げる側が捕まると捕まえる側と入れ替わって進行するターンオーバー制。いわゆる鬼ごっこ方式なのだが、逃げる側は捕まるまでの間にマップ内にあるすべてのフォースを自陣内に集めてしまうことが目的としてある。
互いの動きを読み切ったり、タッチペンの捌き具合でゲームの勝敗に大きく影響するので、いかに通常のモードをやりこむかがカギになりそう。
もう一つの軸になりそうなのが、「いただきストリートDS」。
ファミコンから続く人気シリーズで、止まったマスで株や店を買い、それに増資をして通った相手から通行料をせしめていくモノポリータイプのボードゲーム。
最近はキャラクター全面に押し出したパーティーゲームになっている。
久しぶりに任天堂での登場になったからなのか、今作はスクエニのキャラはドラクエシリーズ、任天堂はマリオシリーズのキャラが登場。
オリジナルキャラにマリオの服やロトのよろいを着せたりできるキャラカスタマイズ機能がついたり、Wi-Fiを介した通信対戦も可能。
最後は「タッチ・デ・ウノー!DS」。
かつてアーケード用ゲームとして登場し、後にファミレスのタッチパネルの使える店舗で試験的に登場したこともある。
アーケードでは珍しく2人メインで進めていくゲームで、右脳測定を行いながら互いの相性度を測ることもできる。
いわゆる脳トレ系ゲームなのだが、このゲームが初めて出たのが1999年(続編も出ており、2000年に登場)。当時としては画期的だったタッチパネルでのプレイスタイルにNAOMI基盤でありながらドリームキャスト等の家庭用ゲームでは移植は不可能と言われていた。
しかしながら、タッチパネルの搭載したDSで8年ぶりに復活。当時のゲームがそのまま遊べるようになった。
脳トレゲームが全盛を極め、今さら感と古臭さは否めないが、どうしても任天堂の脳トレゲームばかりに目を向けがちな中、かつて先駆者的にこのようなゲームが出ていたことを知ってもらうために、また敬意を持って紹介したい。
携帯ゲーム機編 結論
販売台数の圧倒的劣勢が続く中、PSPがやっとオリジナルのソフトを並べられるようになってきた。しかも良作ぞろいなので、気になる作品が出てきたらチェックするといいかもしれない。無論、リメイクものも相変わらず強い。
DSはこのところ息切れ気味。そろそろ任天堂と脳トレ・実用系頼みから脱却できないと・・・。