さて後編はWii・X様、そしてPCソフトの紹介です。
特にPCソフト(全年齢版)はオンラインゲーム、しかもパッケージ販売しないソフトが多く、仮にそうだったとしても正確な発売日がないに等しいので、なかなか紹介できないのですが、今回はいいソフトが出るので、後ほど紹介したいと思います。
まじはWiiから。
この月で一番の注目ははじめの一歩 レボリューション。
Wiiリモコンのヌンチャク状態でプレイするボクシングゲーム。
原作のシーンを忠実再現しただけでなく、初めてのフルボイス化も。
直感的操作に関しては「Wiiスポーツ」で既にあるが、原作が基になり、忠実に再現しているところにポイントが置かれる。いわゆるなりきり度が断然違う。これからの体感ゲーム的作品の試金石になるかも。
もう一つは牧場物語 やすらぎの樹。
シリーズ最新作で、枯れた大樹を蘇らせるのが大きな目的。Wiiリモコンで農作業を体験・・・って鍬(くわ)持って鋤(すき)持って、乳しぼりですか!?何と直感的だ(爆)!?
Wii最後はドンキーコング たるジェットレース。
「マリオカート」から続くキャラレースの進化系。Wiiリモコンを振ってスピードアップ等、操作は少し変わった体系に。みんなで身体動かしてワイワイするのも面白いかも。
続いてX様。遂に待ちに待ったRPGが登場です。
それはトラスティベル ~ショパンの夢~。
音楽家ショパンの死ぬ数時間前に見た最後の夢が舞台になるRPG。
多数登場するキャラが作る重厚なストーリー。光と闇が織り成すバトルシステム。地味ながらも久しぶりに本格的なRPGなだけに期待も高いです。
ゲームショウで体験版が出展されていて、プレイした時にもよくできたゲームだと感じていたが、その後の情報を見ても、やりこみ要素やRPGでは珍しいマルチプレイ、華麗なムービー、そして作品の名も冠したショパン作曲のクラシックが美しく奏でられる・・・と結構充実。
上半期のゲームの中では5本の指に入りそうな秀作になりそう。ユーザーは震えて待て!
もう一つは「シャドウラン」(XBOX360・PC)。
FPSには珍しくファンタジー的要素が加わった。かつてメガCDで出たゲームとは別物なので注意。
ゲームの内容は銃器をバリバリ撃つだけでなく、回復・蘇生・飛行・テレポートなどのマジックやテック(近未来テクノロジー)といったアクション要素で味付け。
しかし何と言ってもオンライン対戦。しかもWindows版との対戦も可能。さらに初めてWindows Vistaの本格対応でもある。
最大の問題はキー+マウスとコントローラーユーザー間の操作で発生するタイムラグだが、そのあたりは快適に操作できるよう配慮されるとのこと。
機種間をまたいだ対戦は家庭用ゲーム機間ではあったものの、PCとでは異例のこと。FFXIやPSO以来の大きな出来事なだけに、今後の動向も気になるところ。
さて、PCの話が少し出てきたので、PCゲームにも目を向けてみましょう。
PCでの注目作は「英雄伝説 空の軌跡 the 3rd」。
英雄伝説シリーズの最新作で、「英雄伝説Ⅵ」から始まるシリーズとしては第3作目。コンシューマーにも移植されるほどの人気シリーズでもある。
今作は今までの主人公だったヨシュアとエステルではなく、前作「空の軌跡SC」で謎の多かったケビンが主人公。
過去2作品で明かされなかった謎と真実を明らかにしていくとのこと。
日本ファルコムお得意の華麗なグラフィックとシリアスな展開のシナリオ、PCでは珍しい豪華なキャスト陣、そして本格的なミニゲームなど下手な家庭用ゲーム顔負けに仕上がっている。
また今作からVistaにも対応。処理能力の高いパソコンが多いので、より快適に遊べるだろう。
もう一つは「モンスターハンターフロンティア オンライン」。
PS2やPSPで大ヒットを飛ばしたオンラインゲームがいよいよPCに上陸。
ハンターになって、ターゲットを武器やアイテム、罠などを利用して狩っていく。
あの独特の『狩り』をPCでも味わえるだけでなく、特別クエストに参加できるクエストコード付。それで4190円(税込)は安い。
正式なオンライン開始はしばらく先だが、PCのきれいな画面で楽しめると思えば文句はないでしょう。
据え置き機編 結論
PS2は少々息切れ気味なので一休み。他のハードで気になるものがあったら、これを機会に手を出すのもよし。
またPCゲームが良作ぞろいなので、もしチャンスがあればやってみてもいいかも。
次回は携帯ゲーム機編です。