6月です。時期的にはラインナップは多いものの、だいたいがベスト版なものが多く、谷間にさしかかっているとも言えるので、夏の新作ラッシュまで待ったほうがいい・・・というお決まりのパターンだったりします(爆)。
でもこういう時期は、意外と強烈なインパクトを持った作品が登場するので、通なゲーマーは新作ラッシュや決算月のソフトの多い時期よりも、こういう過疎った月のゲームに注目することが多いです。
逆に販売店は、こういう時期にいかにオススメを売り込むか・・・という腕の見せ所だったりします。もっとも、ここでコケると梅雨の時期のジメジメした雰囲気のようにソフトが山になって残ってしまいますが(苦笑)。
では、早速据え置き機のソフトを見ていきましょう。
今回はオススメ作品が少ないので、スポット的に。まずはPS2から。
その1:スーパーロボット大戦 オリジナルジェネレーションズ
1月発売予定だったのが、発売直前に急遽無期延期になり、やっとこの月にこぎつけた作品。
スパロボシリーズで活躍したオリジナルキャラだけで構成されたオリジナルストーリーで、人気シリーズのひとつ。
とにかく動く動く。シミュレーションRPGのはずなのに、ギュンギュン動く。そしてハイクオリティなカットイン。PS2の能力の限界に挑戦している。
もちろん戦略的な面でもスパロボシリーズに負けず劣らず。ツインユニットシステムで攻撃を集中させたり分散させたりと自由でフレキシブルな攻撃が可能。
その2:グローランサーⅥ
うるし原智志さんデザインのキャラクターでおなじみのシリーズ最新作。第1作が出てからもう8年になる息の長い作品でもある。
前作のウリだったシームレスバトルにバランス調整がかけられ、視認性も改善された。
その3:十次元立方体サイファー ~ゲーム・オブ・サバイバル~
元はPCゲームからの移植で、菅野ひろゆき企画・脚本・ゲームデザインのアドベンチャー。
特殊な条件下の閉鎖空間で、次々に起こる奇怪な現象と殺人事件。その謎と閉鎖空間の舞台である館の秘密を説いていくというもの。単なるギャルゲーではなく、重厚なミステリーアドベンチャーとしても楽しめる作品。
お次はPS3。お隣の韓国でも発売され、ワールドワイドなゲーム機への足がかりを作ってますが、作品のほうが追いついていない模様(それでもローンチ15本は立派ですが、続くのか?)。
で、日本では相変わらず開発が難航してオススメも2本。
一つ目はNINJA GAIDEN Σ(シグマ)。
テクモの人気シリーズ「デッド・オア・アライブ」に出てくるリュウ・ハヤブサが主人公のアクションゲーム。XBOX版に追加要素をいくつか加えて登場。
壁走り・水走りなど忍者独特のアクションが楽しめる本編に、その本編をクリアするとリュウが様々な敵と戦い楽しめるミッションモードが搭載。
またサブキャラのレイチェルを主人公で操れる他、体験版ダウンロードも可能。この体験版はワールドワイドなランキングもあり、世界中の強者と競うこともできる。また、体験版のやりこみ具合で製品版の難易度にも影響を与えるとのこと。
もう一つはレインボーシックス ベガス。
基本的にはXBOX360版と同じだが、よりシャープな映像が楽しめます。またブルーレイディスクになるので、処理速度も速くなるかも。
後編はWii・X様、そしてその親戚(笑)のPCソフトの紹介。
特にPCソフトは、谷間の間隙を縫っていいソフト揃えてやがる(爆)。