夏の新機種、最後は東芝の8シリーズとソフトバンクのもうひとつのメインモデルになりつつあるスマートフォンの紹介です。
⑨814T
国内初のチタン素材を利用した端末。この素材によってなのか、薄さ12.9mm・重さ97gという驚異的な薄さ・軽さを実現した。またチタンということで、頑丈に作られている。
個人的感想
薄い=壊れやすいというイメージがどうしてもあるので、やはり薄さの中に強靭なボディを持たせることができたのは大きい。
ボタンの視認性も高く、シートキーでありながらクリック感を持たせ、押しやすさを高めている。
ただ、新機能が付加されている以外は平凡な機種。
⑩fanfun 815T
PANTONEケータイとして販売されている812SHに次ぐ全12色の多色展開だけでなく、背面・内面・メニュー画面・イルミネーションまでカスタマイズできるフルコーディネート端末。
個人的感想
大きさ・機種の素材は全く違うが、先述の814Tとは兄弟機になる。
背面・内面・メニュー画面・イルミネーションすべての組み合わせを行うと、2億4000万通りになるという。どれか必ずお気に入りがあるというPANTONEケータイよりも全方位的な展開を示した機種。
基本的にはデザインありきなので、機能的な面は期待しないほうが吉だと思う。
⑪X01T
海外で発売されているG900をベースにした国内端末としては初めてのスマートフォン。
基本OSは最新版のWindows Mobile 6 Professional Edition。3インチワイドVGA液晶・QWERTYキーボード・3Gハイスピード・無線LAN(IEEE802.11b/g)搭載。
個人的感想
とある展示会の講演で夏リリースが発表されていたため、またスマートフォンフリークの中でも、初の国内製端末ということになるので、期待も高かった端末がいよいよ登場。
デザインは以前発売されているソフトバンクのスマートフォン端末よりも大型なものの、丸みを帯びてポップな感じに仕上がっている。
スマートフォンでは初となる指紋認識によるセキュリティ機能やPC連携時にPCから端末が離れると遠隔ロックがかかったりとセキュリティにかなりのこだわりが感じられる。
⑫X02HT
最新版のOSのWindows Mobile 6.0 Standard Editionを搭載したストレートモデルのスマートフォン。
3Gハイスピード・S!メール対応。
QWERTYキーの他にノートPCのようにタッチしながら操作できる機能(JOGGR機能)が搭載されている。
また、端末の紛失・盗難にあった場合、デバイスに残った情報を全削除できるセキュリティ機能も搭載。
個人的感想
台湾のメーカーHTCが送り込むスマートフォン第2弾。今回はスライドモデルではなくストレートになったが、欧米で爆発的に普及したブラックベリーやE61(ノキアの機種でソフトバンクでは法人向けのみの販売だったモデル)に似た機種になる。
スマートフォンの中では非常に薄いモデルで、片手で操っても苦にならないように設計されているし、同じようなキー配列をしている機種よりもコンパクトになっているのは機能面でも使いやすそうに感じる。