北海道日本ハムファイターズの田中幸雄選手が遂に2000本安打を達成した。達成まで22年かかったのもプロ野球史上最も遅かったそうだ。
入団以来、日本ハム一筋で活躍し、ミスターファイターズと呼ばれていた(近年は小笠原選手がそう呼ばれている機会が多かったが、同選手の移籍後、再び呼ばれるようになった)。
また同球団で最も長い生え抜き選手でもある。
ここ3・4年は現在巨人に在籍している小笠原選手の活躍もあり、同じ守備位置(ファースト)だった田中選手のスタメンでの活躍が激減。一昨年・去年はもうすぐ達成と言われながらも足踏み状態が続き、足掛け3年の記録挑戦になっていた。
しかし、小笠原選手の移籍により再びファーストで出る機会が増え、開幕以降はほとんどの試合でスタメン出場。自身初の満塁ホームランもあってか打率は2割ほどなものの、ホームラン4本(達成時時点)と調子は良好だった。
本当に達成までの間苦労されたと思います。お疲れ様でしたと一言申し上げたいです。本音を言えば、ナゴヤドームまで・・・とも思ってましたが(爆)。
今シーズンは横浜の工藤選手・中日の山本昌選手といったベテラン投手陣が苦戦する中で、田中選手と同じ阪神の金本選手や楽天の山崎武選手といったベテラン打者陣は揃って好調。今回の田中選手の記録達成で、投手陣は奮起を打撃陣は更なる活躍に繋がってくれればと思っています。