5月になりました。
この時期はゴールデンウィークを序盤に挟んでいるので、これをきっかけにたまっていたゲームを消化しきってそろそろ新しいものを・・・と思っている人も多いかと思います(一般的なユーザーの場合ですが(笑))。
で、据え置き機に関しては、そのゴールデンウィークがあるにもかかわらず意外に発売は少なめ。新作発表会も確かあったはずなんですけど、かなり控えめとも。
では、PS2から新作ソフトの紹介をしていきます。
実は、今月は作品が少ないだけでなく、ソフトもこれといった本命がない混沌とした月にもなってまして・・・。
その中で頭一つ出ているといえるのがシャイニング・ウィンド。
4月からテレビアニメでシャイニングシリーズが放送開始していることと、これまでのシリーズの知名度から鑑みて、一番注目される作品になるのではないのでしょうか?
仲間とのコミュニケーションを図ることで、戦略的に大きな影響を与えたり、重要なアイテムをもらえたりすることがあるとのこと。
また本陣・目的地以外にもフィールド上を自由に動く冒険モードがあり、そのモードをこなすことでイベントや重要なアイテムが手に入るとのこと。
もうひとつがギルティギア イグゼクス アクセントコア。
アーケードの移植作。歴代のシリーズのバトルシステムをシリーズを越えて適用することができるようになっている。
普通に作品を楽しみたい人はこちらを薦めたいが、独特の操作を楽しめるWii版まで待つというのも手なため、やや注目度は落ちるか(Wii版の発売は7月予定)?
そして、上記の作品ほどではないが、注目作として3つあり、その最初の作品がメダル オブ オナー ヴァンガード。
連合国軍の一員になってヨーロッパ戦線を駆け巡るおなじみのシリーズ最新作。リアルな史実と武装品の再現度の高さが歴史マニア・ミリタリーマニアを中心に好評となり、いわゆる洋ゲーでありながらシリーズを重ねるごとに着実にファンを増やした作品でもある。
今作では4分割によるマルチプレイの他に、装備している武器のアップグレードを行うことも可能になったので、同じ武器でもよりこだわりが持てるようにシステムを改良している。
その次にオーディンスフィア。
日本一ソフトウェアから出た「グリムグリモア」と同じヴァニラウェア制作の作品。
セガサターンで発売されていた「プリンセスクラウン」に近い流れのアクションRPG。それぞれ特徴のある5人の主人公を操作し、彼らの導き出した結末がやがてひとつになる・・・といった感じになるのだろう。
進め方ややりこみ具合で進行度合いに大きな影響も与えるので、かなり玄人向けの作品に仕上がりそう。骨太アクションRPGをやりたい方にオススメ。
最後にステート・オブ・エマージェンシー リベンジ。
アメリカで驚異的なヒットをあげたアクションゲーム。GTAのようにただ銃撃戦を繰り広げるだけでなく、敵にも味方にもAIが組み込まれ、NPC(ノンプレイヤーキャラ)として自立した動きをするという点。またシミュレーション(RTS)的な要素(援護や待機等の指示が出せる)点。さらに捕まえた敵を取り調べ(尋問)にかけることもできるなどといった強烈なオリジナル要素が豊富。
唯一違うのは、日本の事情に合わせてレーティングをD指定(アメリカではあまりの残忍さにマチュア(成人)指定していた)に下げた点くらいか。バトルロイヤルが楽しみたい方にはオススメ。またGTAシリーズが好きな方にも薦められそう。
PS2以外で唯一頭角を現したのはWiiのバイオハザード4 Wiiエディションのみ。
基本はゲームキューブで出た同作品のリメイクだが、より直感的に動作ができるようになったところが大きなポイントか?基本的なコンセプトは任天堂が出した「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」と同じような扱いと推測される(唯一ないのは反転要素のみか)。
据え置き機編結論
腰を据えてやるゲームがなかったら、今までと違ったジャンルのゲームや玄人向けのゲームに手を出すチャンス。
それ以外の方々で特に注目作がなければ、積み上げたゲームの消化に勤しみましょう。