春の新アニメ、8回目は少女マンガ(週刊マーガレット)原作で、先日実写映画化されて話題になった「ラブ★コン」です。
いわゆる凸凹コンビがお互いを意識し始め、恋人同士になるというラブコメアニメの王道パターン。しかも強烈な大阪弁というダブルパンチもの。
詳細は感想の時に話すとして、あらすじは(以下PCではイタリック体で表示)。
大阪の高校に通う小泉リサと大谷敦士は入学時からいがみあう犬猿の仲。
特にお互いコンプレックスにしている身長のことを言われるともう止められない。そんな2人に付けられたあだ名は「オール阪神・巨人」。
そんな夏季講習初日。リサは隣のクラスの鈴木涼司に一目ぼれ。そんな時、『相方』の大谷がリサの友人の田中千春とお互いの友人とのトリプルデートを持ちかける。
そしていよいよデート当日。2人はプール場に意気込んで望んだものの、お互いが気にしていた身長がきっかけで玉砕。
意気消沈の2人はそのことがきっかけで、どっちが恋人を先に作るか勝負することになった・・・。
というふう。
作品の感想としては。
前述ではあるが、とにかく大阪弁の激しいしゃべりに尽きる。もうノリツッコミ、畳み掛ける言葉攻め・・・とにかく何もかもが関西(大阪)テイスト満載。唯一気になるのは、この作品を見た関西圏(及び出身)の人達がこの喋りを『本物』と思ってくれているのかどうかということ。
そのおかげというのか、話のテンポはかなり速め。ジェットコースター式アニメのような例えよう。
まぁ、関西特有の『アホ』さもかもし出しているので、それはそれで面白いんですけど。異邦人な私にとっては(爆)。
ちなみに、この作品の提供はなぜかロート製薬。
だからといってオープニングの前にロート製薬の本社(?)の前で白いハトが飛ぶ背景をバックに♪ロート ロートロート・・・というあのおなじみのBGMはなかったりする(核爆)。
ついでに言うと、後述になるが、関東圏の放送時間は土曜の夕方なのに、肝心の関西圏は同日の深夜。しかもTBSが製作。こういうのは逆に地域の特性を生かしてMBSキーでやればいいのにと思う。
逆に「大振り」こと「大きく振りかぶって」はキー局のTBSが平日の深夜放送なのに対して関西圏は土曜の夕方。これは高校野球が舞台ゆえの時間帯設定なのか?
・・・まぁ、どっちも深夜の名古屋には関係のない余計な話だったりする(笑)。