春の新アニメ、今回はヤングガンガン原作のドタバタラブコメ「瀬戸の花嫁」の紹介です。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表示)。
瀬戸内の祖母の家に遊びに行った主人公の満潮永澄(みちしおながすみ)は、近くの海岸で海水浴をしている途中溺れてしまい、たまたま近くにいた瀬戸 燦(せと さん)に助けられる。
しかし、彼女は普通の少女ではなく、瀬戸内に住む人魚だったのだ。
人魚界の掟では、自ら死ぬか相手を殺すかを選ばなければならないが、主人公はそのどちらでもない彼女との結婚を選ぶのだった。
そして、彼はそのことを後悔することになる。
というのも、結婚に反対している瀬戸 燦の父やその護衛役も人魚(正確には人魚族)だっただけでなく、瀬との父は瀬戸内の人魚族にはびこる極道、瀬戸内魚類連合「瀬戸内組」の組長だったのだ・・・。
というふう。
見てみた感想は、ドタバタラブコメの王道的な作りだよなと思わされる。
しかも強烈とまではいかないが、主人公にベッタリなところは、同じヤングガンガンで連載していて、今年の春までアニメでやっていた「すもももももも」とよく似ている気がする。というより、ヤングガンガンの連載ってこういうのばっかなの(爆)?
主人公の周りにいる勘違いキャラ達が主人公達を引き立てているので、結構面白く見える。「すもももももも」と違い、しつこさがないのであっさり見えるのだが、逆に特徴のない作品に近いようなふうにも思える。
差し引き可もなく不可もないオーソドックスな作品ともいえよう。ドタバタラブコメが好きな人ならオススメできる作品だと思う。
ちなみに、舞台が瀬戸内ということで、ヒロインの瀬戸 燦が岡山弁でしゃべってるが、結構雰囲気が出ていてよく立っている。今アニメの中で1・2を争う演技だと。
そして、この作品が瀬戸内を舞台にしている関係か、東名阪以外にテレビせとうちでもO.A.しているところか。