2007年春の新アニメ紹介。記念すべき1回目はエヴァ以来の久しぶりのテレビアニメ作品となるガイナクッス製作のアニメ「天元突破グレンガラン」です。
あらすじは(以下PCではイタリック体で表示)、
近未来の地球。そこでは人間は地上ではなく地下に居住地を作り、周囲を掘り進めることで発展していった。彼らは地震による崩落に怯えながら暮らしていた。
ある日、村の青年シモンは偶然見つけたドリル型ペンダントに次いで、謎の顔型ロボットを発見。兄貴分のチンピラグループ、グレン団のリーダーであるカミナに見せようとしたその時、巨大ロボットが地上から落下。そこでそれを追って一緒に降りてきたミーナと共に謎の顔型ロボット「ラガン」に乗り込み、そのロボットをやっつける。
やっつけた勢いで地上に出た3人。しかしそこは巨大ロボット「ガンメン」の巣窟になっていた・・・。
というふう。
見た感想は、何か陽気なエヴァって感じですね。
主人公のシモンはシンジに繋がる弱気で引っ込み思案なタイプ。
エヴァの場合なら、悪く言えば、大人がムリに明るい気さくな子に『矯正』させていくように取れなくもないが、この作品の場合は底抜けで陽気なカミナがバカやってながらもシモンのいい道しるべ役になっており、本当によい兄貴分になっている。
もう1人の脇役ヨーコに関してはまだ出番薄な感じ。おそらくカミナとの漫談をしてくれるのではないかと思われますが・・・。
とにかく、朝からコミカルで陽気でバカ(爆)。それに朝とは思えないムチムチボディのおねーさんまで出てきたりと今の深夜帯アニメと遜色ないデキだったりするのはテレビ東京だから?
ラガンもメキシコのオルメカ遺跡にあるような大阪万博で展示されたりもした顔型石像のように見えて、しかも搭乗者の表情の代わりをしているかのように感情が豊か。
この先、巨大ロボットに変形したり、数多くの仲間や敵が出てくるといったサプライズも出てきそうで飽きがこないかもしれないですね。久しぶりにワクワクしてます。
主題歌はあのしょこたんこと中川翔子さんが歌っているが、意外に上手いのには驚いた。
・・・まぁ、この作品、数年後にはスパロボのラインナップに入っててもおかしくないなぁとか思ってますね。
エヴァとのコラボになって、シンジをカミナがアツく成長させていく・・・なんてシチュエーションが思い浮かんだり浮かばなかったり(笑)。